この記事では、WiMAXを契約する前に確認しておきたい7つの注意点やデメリットについてと、WiMAXを契約しないほうがいい人の特徴を解説しています!
Contents
WiMAXを契約する前に注意点やデメリットを知っておくべき理由
結論から言うと、WiMAXは人気のネット回線ですが全員におすすめなネット回線ではありません。
実際に「WiMAXを契約しないほうが良かった…」という人もいます!
「ネット回線 おすすめ」や「ネット回線 人気」などでネット検索するとどのサイトでもWiMAXを紹介しているので妥当な人気ネット回線だと思われがちですが、WiMAXには注意点やデメリットもあるので、契約しようか迷っている人は一度その辺をよく確認しておいたほうがいいです。
プロバイダごとに気づきにくい契約の落とし穴があったり、住んでいるエリアや使用用途によっては使いづらい場合があるので、事前にしっかり理解したうえでWiMAXを契約をしましょう!
WiMAXの7つの注意点・デメリット
WiMAXの7つの注意点・デメリットは以下のようなものになります。
WiMAXの7つの注意点・デメリット
- モバイルルーターを持ち歩く必要がある
- プランによっては速度制限がある
- 宣伝文句の最高速度は出ない
- 電波が建物や障害物で遮断されやすい
- 使えないエリアが意外と広い
- 公式サイトでの契約は高くつく
- 格安サイトでの契約は注意点が多い
それぞれ詳しく解説していきます!
モバイルルーターを持ち歩く必要がある
デメリットらしいデメリットではありませんが、WiMAXは全てのプロバイダ共通でモバイルルーターを持ち歩く必要があります。
固定のネット回線のように持ち歩かなくてもいいというメリットに比べるとデメリットと言えます。
ちなみに外寸や重量は機種によって若干変わってきますが、重さは100g前後で一般的なスマホくらいの重量、サイズは幅53mm〜64mm、高さ111mm〜130mmで一般的なスマホよりも一回り小さいくらいです。
また、以前は「WiMAXモバイルルーターの電池の持ち時間は短い!」という声も多かったですが、最近のモデルは6時間〜10時間程度とバッテリーの持ち時間が長くなりました。
プランによっては速度制限がある
WiMAXはプランによっては速度制限があります。
WiMAX全体のプランとしては(プロバイダに関係なく)主に以下の3つに分かれていて、プランごとに制限速度が異なります。
基本的に制限速度なし
ただし3日間で合計10GB以上使用すると、翌日の夜間〜明け方にかけて1Mbpsの速度制限がかかる
動画視聴も問題なく見れるくらいゆるい制限速度
1ヶ月に7GB以上使用すると、当月末まで128Kbpsの制限速度がかかる
ラインやメッセージ以外はほぼ使えないレベル
1ヶ月に7GB以上使用すると、当月末まで128Kbpsの制限速度がかかる
ラインやメッセージ以外はほぼ使えないレベル
WiMAXを契約する人のほとんどがギガ放題プランにしている傾向があります。
「7GBプラン」「ハイスピードプラスエリアモードプラン(au 4G LTE回線)」は1ヶ月に7GB以上使用するとほぼ使えないレベルになってしまいますが、ギガ放題プランは基本的に制限速度がないためですね!
宣伝文句の最高速度は出ない
速度関連でもう一つデメリットが。
よくWiMAXの広告で「下り最高速度〇〇Mbps!!」のような宣伝文句を見かけるかと思いますが、基本的には宣伝文句の最高速度は出ないです。
自分と同じエリア内で回線を使用している人数や基地局との距離、障害物の有無といった条件が全て好調な場合の最高速度になるので、最高速度はほぼほぼ出ないと言ってもいいです。
※これはWiMAXに限った話ではなく、ネット回線全体に対して言えることです。
電波が建物や障害物で遮断されやすい
WiMAXの電波は無線なので、性質上どうしても建物や障害物で遮断されやすいです。
電波が悪くなる場所の例として「地下」や「ビルやその他の奥まった部屋」などが挙げられます。
例えWiMAXのサービス対象エリア内でも、こういった場所では通信速度が遅くなったり圏外になってしまうこともあります。
※これもWiMAXに限った話ではなく、ネット回線全体に対して言えることです。
使えないエリアが意外と広い
WiMAXは使えるエリアが広いイメージがある人が多いかと思いますが、まだまだ使えないエリアも広いです。
特に、山間部・郊外・離島といった比較的人口が少ないエリアは基地局がまだまだ少ないため、うまく電波を拾えない場合も多いので契約しようと考えている方は事前にサービス対象のエリアかどうかをチェックしておく必要があります。
サービス対象エリアかどうか確認する方法
WiMAXサービス対象エリアかどうかはUQコミュニケーションズの公式サイトか各プロバイダの公式サイトで確認できます。
サービス対象エリアの検索方法は以下の記事の「ピンポイントエリア判定の使い方」を参考にしてみてください!
https://gadgets-hack.com/wimax-kengai/
「使えると思っていたけど対象エリア外だった!」というケースは意外に多く、高額な違約金を払って解約する人もいます。
また、先ほど解説した「WiMAXの電波は建物や障害物で遮断されやすい」ということもあるので、サービス対象エリア内でも使用環境によっては電波が弱い・圏外になりやすい場所である可能性もありますので事前に電波状況を確認しておきましょう!
自宅やオフィスのWi-Fiの電波状況を確認するための無料アプリがあるので、有効活用することをおすすめします。
公式サイトでの契約は意外と高くつく
安いことで人気のWiMAXですが、公式サイトでの契約は意外と高くなるのでデメリット。
なので公式サイトでの契約はおすすめできません。
格安プロバイダと安い機種との組み合わせで契約する工夫が必要となってきます。
これは格安サイトでの契約に繋がってくるので、詳しくは後ほど解説します。
格安サイトでの契約はお得だが注意点が多い
先ほど、公式サイトでの契約は意外と高くつくと解説しました。
WiMAXを契約するなら格安サイト(格安プロバイダ)での契約がマストになってくるわけですが、契約内容に注意をしておかないといけない場合があります。
解約金が異常に高いプロバイダがある
格安プロバイダの中には、解約金が以上に高いプロバイダがあります。
格安なだけに、別のところでお金がかかってしまうカラクリですね。
「解約しないつもりだから大丈夫!」という人は多いですが、引越しや同棲などでWiMAXを使わなくなる場合などに備え、あらかじめ解約金について調べておくことをおすすめします。
事前手続きがないとキャッシュバックが受け取れない場合も
格安プロバイダでのWiMAX契約はキャッシュバック特典が魅力的ですが、プロバイダによっては事前手続きがないとキャッシュバックが受け取れない場合があるので注意が必要です。
また、手続きの期限があることもあるのでその辺りも確認必須!
ちなみにWiMAXをは基本的に2年契約なので、2年以内に解約するとキャッシュバックの返金請求を受けることもあります。
WiMAXを契約すると不便な人の特徴
WiMAXを契約すると不便な人の特徴
- 光回線レベルの通信速度を期待している人
- WiMAXのサービスエリア対象外に住んでいる人
- 高画質な動画視聴やネトゲーをしたい人
- 山間部・離島・郊外などへの旅行や出張先で使いたい人
WiMAXはモバイルWi-Fiルーターを利用したネット回線なので、固定の光回線のような通信速度を求めている人にはおすすめできません。
それと同時に、高画質な動画視聴を長時間する予定の方や、オンラインネットゲーム長時間しようと考えている人にも同じことが言えます。
WiMAXはあくまでも持ち運びできる簡易的なネット回線という認識でいましょう。
また、エリアに関してはWiMAXのサービスエリア対象外に住んでいる人と山間部・離島・郊外などへの旅行や出張先で使いたい人にもおすすめしません。
ちなみにWiMAXのサービスエリア対象外の人は光回線を契約するといいですよ!