WiMAXのWi-Fiルーターは1台だけあれば十分と思っていませんか?
その考えは間違いではありませんが、実は2台あると速度制限のリスクが薄まって機能性が格段に向上します。利用料金が高くなるリスクはありますが、キャンペーン開催中のプロバイダで契約すれば毎月負担する費用を安くできます。
ここではWiMAXのWi-Fiルーターを2台持ちするメリットをご紹介します。WiMAXをより快適に使いたいと思っている人は参考にしてみる価値がありますよ。
Contents
WiMAXのルーターを2台持ちするメリット
WiMAXのルーターを2台持つ行為には面倒で利用料金が高くなるデメリットがあると思われがちですが、WiMAXルーターが2台あれば速度制限を避けられるうえに、他の機能性まで向上できるメリットがあります。
3日で10ギガの速度制限を避けられる
WiMAXではギガ放題プランを契約して利用できるデータ量に上限がなくなる回線ですが、3日で10ギガを消費すると翌日の18時から深夜2時まで速度制限がかかるデメリットがあります。
WiMAXのルーターを2台持っていれば、1台の端末に速度制限がかかっても、もう1台の端末を使えばいつも通りの高速通信が可能になります。
つまり、WiMAXルーターの2台持ちをすれば、速度制限が実質ない状態になるわけです。
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LTEオプションで利用できる容量が14ギガになる
WiMAXにはLTEオプションを利用中に7ギガを消費した際の速度制限もあります。
3日で10ギガの制限を受けても画質を標準設定にすれば動画が見られますが、LTEオプションでの7ギガ制限を受けるとホームページの閲覧ですら困難になります。WiMAXルーターを2台持てばLTEオプションで利用できる容量が14ギガになるので、厳しい速度制限を受けるリスクを軽減できます。
外用と自宅用での使い分けもできる
WiMAXの2台持ちと聞くとモバイルルーターを2台持つ状態を連想して、外での荷物が増えてしまうと思うのではないでしょうか?
WiMAXの2台持ちは、必ずモバイルルーターを2台持ちを意味するわけではありません。現在のWiMAX対応ルーターには、家と外両用のモバイル型と自宅専用のホームルーター型があるからです。
要約すると、2台のルーターを外用と自宅用にするという使い分けができ、わざわざモバイルルーターを2台持つ必要がなくなるわけです。外と自宅のそれぞれにWiMAXのルーターがあれば、3日で10ギガを使い切るリスクを軽減でき機能性が向上します。
WiMAXルーターを2台持ちする際の注意点
2台のWiMAXルーターを持つメリットはおわかり頂けたかと思いますが、2つの注意点があります。2つの注意点を知らずにWiMAXルーターの2台持ちをすると、安くなるはずの利用料金が高くなってしまいます。
キャンペーンプロバイダでの契約が必須
WiMAXのルーターを2台持ちするのであれば、キャンペーンを開催しているプロバイダでの契約は必須と思ってください。WiMAXのギガ放題プランは基本月額が4,380円で、キャンペーンを開催していないプロバイダで2台も契約すると毎月8,760円も負担しなければいけないからです。
キャンペーンを実施しているプロバイダで契約すれば、割引やキャッシュバックを受けてルーター2台の利用料金を安くできます。
2台目の契約は別名義にするか他社でする必要あり
安い料金で2台のWiMAXルーターを使うには、同じプロバイダでの契約名義を別々にするか、2社のプロバイダと契約するかのどちらかの策を取らなければいけません。
一つの名義で同一プロバイダでWiMAXルーターを2台契約する場合、2台目にはキャンペーンが適用されず利用料金が高くなってしまうからです。なかには同じ名義でも2台目にキャンペーンを適用できるプロバイダがありますが、還元額が1台目と比べて大幅に減ってしまいます。
格安料金でWiMAXを2台持ちする方法
最後に格安料金でWiMAXルーターの2台持ちをする方法をご紹介します。先ほども軽く触れましたが、低料金で2台のWiMAXルーターを使うときは以下のどちらかの方法がオススメです。
- 別の名義でWiMAXを2台契約する
- 2社のキャンペーンプロバイダと契約する
別名義でWiMAXを2台契約する
成人している家族がいるのであれば、別々の名義で一つのWiMAXプロバイダを契約する方法を使うのが手っ取り早いです。
先ほどもご説明した通り、WiMAXでは一つのプロバイダで2台を同一名義で契約すると、2台目にキャンペーンが適用されず利用料金が高くなるからです。2台を別々の名義で契約すればキャンペーンが受けられるので、一つのプロバイダで同名義での2回線契約は禁物と思ってください。
名義を変えられない人はキャンペーンプロバイダを2社契約しよう
一つのプロバイダで別名義での契約ができないのであれば、キャンペーンを開催しているプロバイダ2社でルーターを1台ずつ契約しましょう。名義を変えられなくても別々のプロバイダで1台ずるルーターを契約すれば、各々のキャンペーンを受けて利用料金を安くできます。
2台持ちにおすすめのプロバイダはGMOとくとくBBとBroadWiMAX
どのような形でWiMAXのルーターを2台持つにしても、悩まされるのが契約するプロバイダ選びです。WiMAXのプロバイダは数十社以上で、それぞれで実施しているキャンペーンの中身が違うからです。
しかし、基本的にはGMOとくとくBBとBroadWiMAXの2つを押さえておけば問題ありません。GMOとくとくBBはもっともキャッシュバックが高額、BroadWiMAXはもっとも月額割引がおトクなプロバイダだからです。
UQ WiMAXで2台持ちをした際の月額料金8,760円と比べると、GMOとくとくBBやBroadWiMAXで2台持ちをしたほうがおトクです。GMOとくとくBBとBroadWiMAXで1台ずつ契約するのも魅力です。
プロバイダ | GMOとくとくBB※1 | BroadWiMAX |
月額料金 | 1~2ヶ月目:2,637円 2~36ヶ月目:3,291円 37ヶ月目以降:4,263円 | 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
同一プロバイダで2台持ちをした場合の月額料金 | 1~2ヶ月目:5,274円 2~36ヶ月目:6,582円 37ヶ月目以降:8,526円 | 1~2ヶ月目:5,452円 3~24ヶ月目:6,822円 25ヶ月目以降:8,022円 |
それぞれのプロバイダを併用した場合の月額料金 | 1~2ヶ月目:5,363円 2~24ヶ月目:6,702円 25~36ヶ月目:7,302円 37ヶ月目以降:8,274円 |
※1:35,000円キャッシュバックを受けた場合の実質料金です。
適用条件の簡単さ重視ならBroadWiMAXとカシモWiMAX
GMOとくとくBBの高額キャッシュバックは魅力ですが、特典をもらうために契約してから11ヶ月目に手続きが必要な点に敬遠する人も少なくありません。手続きを忘れるとキャッシュバックがもらえなくなるからです。
適用条件が気になるのであれば、BroadWiMAXとカシモWiMAXの組み合わせがオススメです。カシモWiMAXはBroadWiMAXに次いで月額割引がおトクなプロバイダで、両社ともに特典を自動適用できます。
もちろん利用料金もUQ WiMAXと比べて格安なので、低料金で2台持ちが可能になりますよ。
プロバイダ | BroadWiMAX | カシモWiMAX |
月額料金 | 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 | 【最安級プラン】 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:3,480円 25ヶ月目以降:4,079円 【新端末プラン】 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:3,580円 25ヶ月目以降:4,079円 |
合計 | 【カシモで最安級プランに加入した場合】 1ヶ月目:4,106円 2ヶ月目:6,206円 3~24ヶ月目:6,891円 25ヶ月目以降:8,090円 【カシモで新端末プランに加入した場合】 1ヶ月目:4,106円 2ヶ月目:6,106円 2~24ヶ月目:6,791円 25ヶ月目以降:8,090円 |
※ギガ放題プランを契約した場合の価格です。
まとめ
【WiMAXのルーターを2台持ちするメリット】
WiMAXのルーターを2台持つ方法には以下3つのメリットがあります。
- 3日で10ギガの速度制限を避けられる
- LTEオプションで利用できる容量が14ギガになる
- 外用と自宅用での使い分けができる
もっとも大きいメリットは速度制限を避けられる点で、WiMAXの使いやすさが格段に良くなります。LTEオプションで利用できるデータ量も倍増するうえに、外と家での使い分けができるところも魅力です。
【WiMAXルーターを2台持ちする際の注意点】
WiMAXのルーターを2持つと通信費がかさむので、利用料金を少しでも安くするために以下の注意点を押さえておきましょう。
- キャンペーンプロバイダでの契約が必須
- 2台目の契約は別名義にするか他社でする必要あり
【格安料金でWiMAXを2台持ちする方法】
注意点を踏まえると、WiMAXの2台持ちを格安でする方法は以下の2つです。
- 別名義でWiMAXを2台契約する
- キャンペーンプロバイダ2社を契約する
2台持ちにオススメのプロバイダはGMOとくとくBBとBroadWiMAX、カシモWiMAXの3社です。