月々の携帯料金が高いので、格安SIMに変更するか悩んでいるという方はいませんか?
料金が安くなることは嬉しいですが、何か理由があるから安いと思っている人も多いです。
そこで今回は、格安SIMが何故安いのかと、仕組み・メリットとデメリットについて解説します。
具体的には下記の通りです。
・格安SIMはなぜ安くできるのか
・格安SIMのメリット
・格安SIMのデメリット
・まとめ
格安SIMのメリットとデメリットについて、正直にお伝えします。
乗り換えを検討されている方、是非ご一読ください。
Contents
格安SIMはなぜ安くできるのか
au,docomo,softbankの大手3社と違い、なぜ格安SIMは値段を安く提供できるのでしょうか?その点を解説していきます。
人件費を節約できるから
格安SIMを提供している会社は、現在約1000社ほどあります。
有名なところでは、楽天モバイルやUQモバイル、mineoなどがあります。
格安SIMの提供会社は、大手3社と違いショップの数が非常に少ないです。そのため、店員の数も少数で済むため、その分料金を下げることができます。
電波を借りているから
どの格安SIM提供会社も、大手3社から電波を借りてサービスを提供しています。自ら電波塔を建てる必要性がないため、コストカットに繋がっています。
電波を借りていることがデメリットにも繋がりますが、その点は後に解説します。
格安SIMのメリット
ここからは、格安SIMのメリットについてお伝えします。
具体的には下記の3点です。
料金が安い
自動更新がない
会社ごとに特徴的なサービスがある
それぞれ解説していきます。
料金が安い
何と言っても、最大のメリットは料金が安くなることです。大手会社であれば月7,000円ほどかかる料金を、2,000円〜3,000円程度で収めることができます。
例えば、auのピタットプランで5GBを使用すると、通信料金は約4,500円です。一方、楽天モバイルのスーパーホーダイプランMは、6GBで約2,500円です。
使用したデータ容量の差は1GBですが、約2,000円の差があります。
上記はあくまで例ですが、やはり安いことは最大のメリットです。
自動更新がない
格安SIM会社では、自動更新がない会社があります(全社ではありません)。
大手会社は2年契約が一般的で、更新期間が終わるとまた2年契約が始まります。他方格安SIM会社は、自動更新がないため、契約期間使った後は違約金がかかりません。
更新期間を気にせず解約できるため、違約金を払いたくない方には大きなメリットです。
会社ごとに特徴的なサービスがある
InstagramやTwitterなど、SNSをどれだけ使ってもデータ容量が減らないサービスがあります。LINEモバイルやDMMモバイルなどが提供している、カウントフリーと呼ばれるサービスです。
カウントフリー以外にも、個性のあるサービスが提供されているので、選択肢が多く存在する点がメリットです。
格安SIMのデメリット
格安SIMにはデメリットもつきものです。ここではデメリットについてお伝えします。
具体的には下記の3点です。
通信速度の低下
キャリア決済が使えない
長く使い続けるメリットがない
それぞれ解説していきます。
通信速度の低下
格安SIMは、大手会社と比較すると通信速度が遅くなる傾向にあります。
大手会社から電波を借りているため、供給できる電波が少ないからです。
お昼休みの時間とされる12時、また時間に関わらず地下にいる場合は、特に遅くなる傾向が高いです。
速度を重視したい方には、大きなデメリットになります。
キャリア決済が使えない
auかんたん決済やd払い、ソフトバンクまとめて支払いといった決済サービスが使用できません。そのため、携帯料金と合算しての商品購入などが不可能となります。
ゲーム内の課金も同様となり、あらゆる場面で決済方法が限られてしまいます。
決済方法をクレジットカード払いにすれば問題ありませんが、クレジットカードを持っていない方は注意してください。
長く使い続けるメリットがない
格安SIMは安いことがメリットですが、同じ会社で長く使うと安さのメリットが減ります。
例えば2年契約の場合、1年目は割引が適用されて安くなるが、2年目は割引がないパターンが多いためです。
LINEモバイルは割引がなく最初から一定料金ですが、そういった会社の場合は例外です。
ただ、多くは割引を適用する会社が多いため、安くするためには乗り換えを定期的にする必要があります。
まとめ
今回は、格安SIMの仕組み・メリットとデメリットについて、お伝えしてきました。
メリットとデメリットをよく検討して、格安SIMに乗り換えることが自分にとって得なのか、検討する材料にしてください。