この記事では、光回線が一体どんなネット回線なのかということを解説するとともに、メリット・デメリットについても解説しています!
Contents
光回線とは?
光回線を簡単に言うと、光ファイバー(ガラス素材・樹脂素材)を利用してデータの送受信をする通信手段・回線のこと。
ファイバーは光をよく通すので、電気化されたデータを送受信する速度(通信族度)が非常に速いことから多くの企業や事業者がサービスを提供しています。
ちなみにネット回線は、光回線以外に以下の4種類があります。
ADSL
IDSN
CATV(ケーブルテレビ)
Wifiルーター
この4つのネット回線の特徴についてはまた別の記事で説明していきます。
今回は光回線に限定して解説を進めていきますね!
光回線のメリット
光回線のメリットは以下の4つが挙げられます。
通信速度が速い
通信が安定している
アンテナがなくてもテレビが見れる
安くてお得な「ひかり電話」が利用できる
それぞれ細かく解説していきます!
通信速度が速い
光回線の代表的な特徴とも言えるのが、通信速度が速いこと。
光回線がここまで人気になったのは間違いなく他のネット回線よりも通信速度が速いということが理由と言えます。
先ほど紹介したネット回線「ADSL」は光回線がメジャーになる前の回線なんですが、このADSLと比べて光回線の通信速度は20倍以上も速い!
(ADSL:50Mbpsに対し、光回線:1Gbps)
ADSLから光回線になったことによって
「サイトのページがすぐ表示される」
「大容量のデータ(特に動画など)が一瞬でやりとりされる」
といった良い影響が!
ネットを利用する時に通信速度が遅いとイライラ。。。
光回線にすればそんなイライラとは無縁になるというわけなんです!
通信が安定している
光回線の大きなメリットとしてもう一つ挙げれるのが通信自体が安定しているということ。
従来のADSLは電線のような回線でデータの送受信を行うので「ノイズ(データの阻害を引き起こすもの)」が混じりやすいです。
しかし光回線は光ファイバーを利用しているのでノイズが圧倒的に少ないので距離は関係なくいつでも安定してネットが繋がるのです!
ネットが繋がったり繋がらなかったりする「ちょっとしたストレス」があるかないかは雲泥の差ですよね。
アンテナがなくてもテレビが見れる
ほとんどのサービス会社では、光回線を利用してテレビを見ることも可能です!
光回線が登場する前は家のベランダや屋根にアンテナを設置してテレビの電波を拾っていましたが、この方法だと近くに高速道路や線路があるとうまくテレビが映らないこと場合もあるんですよね(泣)
光回線ならアンテナいらずでテレビを見れますし、映像も綺麗に映るので非常に快適と言えます!
ちなみにほとんどのサービス会社ではオプションサービスとして取り扱われているので、気になる方は申し込みの際に問い合わせてみるといいです。
安くてお得な「ひかり電話」が利用できる
光回線を提供している事業者や企業の大半が光回線を利用した「ひかり電話」を提供しています。
固定電話をおきたいと考えている方は特に嬉しいサービスですよね!
(すでに固定電話がある場合、その電話番号を引き継ぐこともできるので安心してください)
また、月額料金が一般の固定電話の1/3程度とかなりお得!
サービス会社によっても変わってきますが、ほとんどの場合は月額500円程度です!
光回線のデメリット
光回線はメリットが多いですが、一方でデメリットもあります。
初期費用と解約金が高い=乗り換えしにくい
月額料金が若干高い
持ち運びできない
立会い工事が必要になる
これらは考え方にもよるのでなんとも言えませんが、その他のネット回線と比べてどうかを基準にして解説をしていきます。
初期費用と解約金が高い=乗り換えしにくい
光回線は初期費用(立会い工事)と解約金が高いです。
なので一度契約すると乗り換えがしにくいというデメリットにもなりますね。
光回線の大半は契約期間が定められているので、もしこの契約期間よりも前に解約する場合は解約金を払わないといけません。
光回線を契約する際は、いろんな事業者を比較してから決めると良いですよ!
月額料金が若干高い
光回線とADSLの月額料金を比べてみると、若干光回線の方が高いです。
といっても以前よりは料金の格差はなくなってきましたが、まだ少しだけ格差があるように思います。
光回線を提供している会社ごとに様々なサービス(キャッシュバックキャンペーンや月額料金の値下げなど)を付帯することで「ただ高い」というイメージはなくなってきていますね。
持ち運びできない
光回線は所定の場所(家とか会社とか)にモデムを設置するタイプなので、Wi-Fiルーターのように持ち運びができません。
なので自宅や会社だけではなくて外でもネットを使いたい人は光回線よりもWi-Fiルーターを契約した方がいい場合もあります。
光回線を開通させてWi-Fiルーターも契約している人も意外といるので、どちらを持つかどうか・両方持つかどうかはご自身のネット使用状況によって変わってくると思います!
立会い工事が必要になる
光回線は室内に設置をするので立会い工事が必須になります。
あとは光回線は人気のネット回線なので工事希望者が多く、設置に時間がかかってしまうこともあります。
光回線の申し込みから開通までの期間目安:1〜2ヶ月
ただし、工事希望者が多いとそれ以上かかる場合もある
【注意】光回線利用にはプロバイダ必須!
光回線利用時にはプロバイダとも契約をしなければいけません!
プロバイダは光回線をインターネットに繋げてくれる事業者のこと。
電気で言えばコンセントのような役割をしてくれています!
契約する光回線の事業者によってはプロバイダがもともと指定されている場合と指定されていない場合があるので、光回線の会社をどこにするか決まったらプロバイダが指定されているかどうか確認をしてみると良いでしょう!
- So-net
- OCN
- hi-ho
- Yahoo!BB
「光回線」を決めてから「プロバイダ」を決めよう!
ちなみに、光回線とプロバイダの契約する順番は「光回線→プロバイダ」が良いです。
光回線を決める
(決めた光回線がプロバイダセットじゃなかったら)
↓
プロバイダを決める
先ほど解説した通り、光回線の事業者によってはプロバイダとセットになっている場合があるのでそれを確認してからプロバイダを決めると良いでしょう!
光回線とは?メリット・デメリットまとめ
今回は、光回線が一体どんなネット回線なのかということを解説するとともに、メリット・デメリットについても解説していきました!
今回の内容をまとめると、以下のようになります。
光回線とは?
光ファイバー(ガラス素材・樹脂素材)を利用してデータの送受信をする通信手段・回線のこと。
光回線のメリット
- 通信速度が速い
- 通信が安定している
- アンテナがなくてもテレビが見れる
- 安くてお得な「ひかり電話」が利用できる
光回線のデメリット
- 初期費用と解約金が高い=乗り換えしにくい
- 月額料金が若干高い
- 持ち運びできない
- 立会い工事が必要になる
光回線利用にはプロバイダが必須
「光回線」を決めてから「プロバイダ」を決める
(光回線とプロバイダがセットの場合があるため)