「PS5って縦置きと横置き、どっちがいいの?」

PS5を購入すると、まず悩むのが設置方法です。縦置きはスタイリッシュに見えるけど安定性が心配、横置きは安定するけどスペースを取る…。さらに「縦置きにすると故障する」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。

この記事では、PS5の縦置きと横置きを徹底比較し、どちらを選ぶべきかを解説します。公式見解、放熱効率、安定性、設置スペースなど、あらゆる観点から比較します。

読み終わるころには、あなたの環境に最適な設置方法がわかり、安心してPS5を楽しめるようになります。


結論:PS5は縦置き・横置きどちらでもOK

結論から言うと、PS5は縦置きでも横置きでも、どちらでも問題なく使用できます。

ソニー公式の見解

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PS5を縦置きでも横置きでも使用できるように設計しています。

PS5には専用のスタンドが同梱されており、縦置き・横置きの両方に対応しています。公式が両方の設置方法をサポートしている以上、どちらを選んでも問題ありません。

出典:PlayStation「PS5の設置方法」

「縦置きは危険」という噂の真相

一時期、「PS5を縦置きにすると液体金属が漏れて故障する」という噂がSNSで広まりました。

液体金属とは、PS5のCPUとヒートシンクの間に使用されている熱伝導材のこと。従来のグリスよりも熱伝導率が高く、PS5の冷却性能を高めています。

この噂は、一部の修理業者が「縦置きで液体金属が漏れた事例がある」と報告したことから広まりました。しかし、これは非常にレアなケースであり、通常の使用で発生する問題ではありません。

ソニーは公式にこの問題についてコメントしていませんが、PS5の設計上、液体金属は密閉された構造で保持されており、通常の使用で漏れることは想定されていません。

「縦置きは危険」という噂は、過度に心配する必要はありません。公式がサポートしている設置方法であり、多くのユーザーが縦置きで問題なく使用しています。


縦置きのメリット・デメリット

PS5を縦置きにした場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

縦置きのメリット

・設置面積が小さくて済む(横幅を取らない) ・見た目がスタイリッシュ ・PS5のデザインが映える ・ディスクの出し入れがしやすい(ディスクドライブ版の場合) ・熱が上に逃げやすい(理論上)

縦置きの最大のメリットは、設置面積の小ささです。PS5は横幅約390mm(横置き時)と大きいため、横置きにするとかなりのスペースを取ります。縦置きなら、横幅は約104mmで済みます。

デメリット

縦置きのデメリット

・安定性が横置きより低い ・転倒のリスクがある ・スタンドの取り付けが必須 ・地震などの揺れに弱い ・ペットや子どもがいる家庭では注意が必要

縦置きの最大のデメリットは、安定性です。PS5は重心が高く、縦置きにすると転倒のリスクがあります。特に、地震が多い地域やペット・子どもがいる家庭では注意が必要です。


横置きのメリット・デメリット

PS5を横置きにした場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

横置きのメリット

・安定性が高い ・転倒のリスクが低い ・テレビ台やラックに収まりやすい ・地震などの揺れに強い ・スタンドなしでも設置可能(ただし推奨されない)

横置きの最大のメリットは、安定性です。重心が低く、転倒のリスクがほとんどありません。テレビ台やAVラックに収める場合も、横置きのほうが収まりやすいことが多いです。

デメリット

横置きのデメリット

・設置面積が大きい(横幅約390mm) ・ディスクの出し入れがやや不便(ディスクドライブ版の場合) ・縦置きほどデザインが映えない(好みによる) ・通気口を塞ぎやすい配置になりがち

横置きのデメリットは、設置スペースの大きさです。PS5は横幅約390mm、奥行き約260mmと大きいため、テレビ台のスペースをかなり取ります。

横置きの場合、PS5の下側に通気口があるため、スタンドを使用せずに直接置くと通気が妨げられます。横置きでも必ずスタンドを使用してください。


縦置きと横置きを徹底比較

両方の設置方法を、さまざまな観点から比較してみましょう。

放熱効率の比較

項目縦置き横置き
放熱効率熱が上に逃げやすい側面から排熱
通気口の位置上部と側面上部(実質的に側面)と下部
総合評価やや有利問題なし

理論上は、熱は上に上がる性質があるため、縦置きのほうが放熱効率がわずかに良いとされています。ただし、PS5は強力な冷却システムを搭載しており、横置きでも十分な放熱が可能です。実用上の差はほとんどありません。

安定性の比較

項目縦置き横置き
安定性やや低い高い
転倒リスクありほぼなし
地震対策注意が必要比較的安心
総合評価注意が必要有利

安定性では、横置きが明らかに有利です。特に地震が多い日本では、横置きのほうが安心感があります。

設置スペースの比較

項目縦置き横置き
必要な横幅約104mm約390mm
必要な奥行き約260mm約260mm
必要な高さ約390mm約104mm
総合評価省スペース横幅が必要

設置スペースでは、縦置きが有利です。横幅を取らないため、狭いスペースにも設置できます。ただし、高さが必要なため、テレビ台の棚の高さによっては入らない場合があります。

見た目・インテリア性の比較

見た目の好みは人それぞれですが、一般的な傾向を紹介します。

項目縦置き横置き
デザイン性PS5のデザインが映える控えめな印象
存在感目立つやや控えめ
インテリアとの調和モダンな部屋に合うAV機器と並べやすい

PS5の独特な曲線デザインは、縦置きにしたときにもっとも映えるようにデザインされています。一方、横置きにすると、他のAV機器と並べたときに統一感が出やすいです。


PS5 Slim(新型)の場合はどうなる?

2023年11月に発売されたPS5 Slim(新型PS5)の場合についても解説します。

新型PS5の特徴

新型PS5は、従来のPS5と比べて以下の点が変わっています。

項目従来モデル新型(Slim)
重量約4.5kg(ディスクドライブ版)約3.2kg(ディスクドライブ版)
サイズ約390×104×260mm約358×96×216mm
スタンド同梱別売り

新型PS5は、従来モデルよりも約30%小型化・軽量化されています。

新型PS5のスタンド事情

新型PS5では、スタンドが別売りになりました。

新型PS5を縦置きにする場合は、別売りの「縦置きスタンド」(約3,980円)を購入する必要があります。横置きの場合は、本体に付属の足を取り付けることで、スタンドなしでも安定して設置できます。

新型PS5を縦置きにしたい場合は、追加費用がかかることを考慮してください。横置きであれば、追加費用なしで設置できます。


設置環境別のおすすめ

設置する場所によって、おすすめの設置方法が変わります。

テレビ台・ラックに置く場合

テレビ台やAVラックに置く場合は、棚の高さと横幅を確認してください。

棚の条件おすすめ
高さ40cm以上、横幅に余裕あり縦置き・横置きどちらでもOK
高さ15cm程度、横幅40cm以上横置き
高さ40cm以上、横幅が狭い縦置き
密閉された棚どちらも非推奨(通気確保が必要)

テレビ台の棚にPS5を収める場合は、通気口を塞がないように注意してください。前後左右に最低5cm以上の空間を確保することをおすすめします。

デスク周りに置く場合

PCデスクの周りに置く場合は、スペースの制約と安定性を考慮してください。

デスクの上に置く場合は、縦置きでも横置きでも問題ありません。ただし、デスクが揺れやすい場合は横置きのほうが安心です。

デスクの下(床)に置く場合は、ホコリが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要です。

床に置く場合

床に直接置く場合は、以下の点に注意してください。

床置きの注意点

・ホコリが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要 ・ペットや子どもがぶつかるリスクがある ・縦置きの場合は転倒リスクが高まる ・カーペットの上は通気が悪くなるため避ける

床に置く場合は、横置きのほうが安定性が高くおすすめです。


PS5を設置する際の注意点

縦置き・横置きに関わらず、PS5を設置する際に注意すべきポイントを紹介します。

通気口を塞がない

PS5は強力な冷却システムを搭載していますが、通気口を塞ぐと放熱効率が下がり、故障の原因になります。

PS5の通気口は、本体の上部(排気)と下部・側面(吸気)にあります。設置の際は、これらの通気口を塞がないように注意してください。

壁や棚の背板に密着させると通気が悪くなります。前後左右に最低5cm、上部に最低10cmの空間を確保することをおすすめします。

直射日光を避ける

直射日光が当たる場所に置くと、本体が過熱する原因になります。

窓際に置く場合は、カーテンやブラインドで直射日光を遮るようにしてください。

ホコリ対策をする

PS5の通気口にホコリが溜まると、冷却効率が低下します。

定期的に掃除機やエアダスターでホコリを取り除くことをおすすめします。また、ホコリが溜まりにくい場所に設置することも重要です。

安定した場所に置く

PS5は約4kg(従来モデル)と重いため、安定した場所に置く必要があります。

特に縦置きの場合は、転倒防止のために安定した平らな場所に設置してください。不安定な場所に置くと、転倒して故障する可能性があります。


よくある質問(FAQ)

Q. PS5は縦置きと横置き、どちらが壊れにくいですか?

A. どちらも壊れやすさに差はありません。ソニーは両方の設置方法を公式にサポートしており、どちらでも問題なく使用できます。ただし、縦置きの場合は転倒による故障リスクがあるため、安定した場所に設置してください。

Q. 縦置きにすると液体金属が漏れるって本当ですか?

A. 通常の使用で液体金属が漏れることはありません。一部の修理業者が報告した事例はありますが、非常にレアなケースです。ソニーが公式に縦置きをサポートしている以上、過度に心配する必要はありません。

Q. スタンドなしで設置しても大丈夫ですか?

A. 推奨されません。横置きの場合でも、スタンドを使用しないと本体下部の通気口が塞がれ、放熱効率が低下します。必ず付属のスタンド(または別売りスタンド)を使用してください。

Q. 縦置きと横置きで騒音に差はありますか?

A. 大きな差はありません。PS5のファン騒音は、設置方法よりも周囲の温度やゲームの負荷に影響されます。通気を確保していれば、どちらの設置方法でも静かに動作します。

Q. 設置方法を途中で変更しても大丈夫ですか?

A. はい、問題ありません。縦置きから横置き、またはその逆に変更しても、PS5に悪影響はありません。スタンドの取り付け方法を変更するだけで、簡単に切り替えられます。


まとめ

PS5の縦置きと横置き、どちらを選ぶべきかについて解説しました。

・PS5は縦置き・横置きどちらでも公式にサポートされている
・「縦置きは危険」という噂は過度に心配する必要なし
・縦置きは省スペースでデザインが映えるが、安定性に注意
・横置きは安定性が高く、転倒リスクが低い
・放熱効率はどちらも問題なし(通気口を塞がないことが重要)
・新型PS5は縦置きスタンドが別売り

最終的には、あなたの設置環境と好みで選んで問題ありません。

スペースに余裕がなく、省スペースで設置したい場合は縦置き。安定性を重視し、転倒リスクを避けたい場合は横置きがおすすめです。

どちらを選んでも、通気口を塞がないように設置すれば、PS5を快適に使用できます。