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【完全復活】ワイヤレスイヤホンが片耳だけ聞こえない!故障と決める前に試す5つの対処法

「お気に入りの曲を聴こうとしたら、右耳しか聞こえない…」 「充電ケースから出したのに、片方だけ反応しない…」

完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を使っていると、必ずと言っていいほど遭遇するこのトラブル。故障してしまったと諦めて捨てるのはまだ早いです。

実は、ワイヤレスイヤホンの片耳トラブルの多くは、「左右の同期ズレ」「接触不良」によるもので、自宅で簡単に直せる可能性があります。

この記事では、2025年現在の主要メーカー(Anker, Sony, Appleなど)に共通する、片耳が聞こえない時の復活手順を5ステップで解説します。

原因の切り分けチェック

  • ケースに戻した時、両方のイヤホンのランプは点灯しますか?
  • スマホのBluetooth設定画面で「接続済み」になっていますか?
  • 別のスマホやPCに繋いでも同じ症状ですか?

1. 充電端子(接点)を掃除する

最も単純かつ多い原因がこれです。イヤホンは耳の中に入れるため、どうしても皮脂や耳垢が付着します。

イヤホン本体の充電端子(金色の金属部分)や、ケース側のピンに汚れが溜まっていると、「ケースに戻しても充電されず、バッテリー切れで片方だけ起動しない」という状態になります。

掃除の方法 綿棒や柔らかい布で、イヤホンとケース両方の金属端子を優しく拭き取ってください。頑固な汚れがある場合は、少量の無水エタノールを含ませると効果的です。

もっと本格的に掃除するなら

綿棒だと取りきれない細かい汚れも、専用のクリーニングキットなら30秒でスッキリ落とせます。イヤホンのメッシュ部分や充電端子の隙間まで届くブラシ付きで、500円程度で買えるのでひとつ持っておくと便利です。

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掃除した後、ケースに戻して数分待ち、充電ランプがしっかり点灯するか確認しましょう。

2. 「完全リセット(初期化)」を行う

充電に問題がない場合、イヤホンの「左右のペアリング(同期)」が外れている可能性が高いです。

ワイヤレスイヤホンは通常、「親機」と「子機」が通信し、さらにスマホと通信しています。何らかの拍子に左右の連携が切れると、片方しか音が出なくなります。これを直すには「再起動」ではなく「初期化(リセット)」が必要です。

一般的なリセット手順(機種により異なります)

  1. スマホのBluetooth設定から、そのイヤホンの登録を「削除(解除)」する。
  2. イヤホンを充電ケースに戻す。
  3. ケースの蓋を開けたまま(または閉じて)、ケースのリセットボタンを10秒〜15秒長押しする。
  4. ランプが赤く点滅したり、色が変化したらリセット完了。
  5. 再度、スマホとペアリングし直す。

※ボタンがないタイプは「両耳のタッチセンサーを同時に10秒長押し」などの操作が一般的です。取扱説明書の「リセット」の項目を確認してください。

3. スマホの「オーディオバランス」を確認する

イヤホンではなく、スマホの設定で「片方からしか音が出ない」ようになっているケースも稀にあります。

  • iPhoneの場合:「設定」>「アクセシビリティ」>「オーディオとビジュアル」>「バランス」のスライダーが中央にあるか確認。
  • Androidの場合:「設定」>「ユーザー補助」>「オーディオと画面上のテキスト」>「オーディオバランス」を確認。

このスライダーが左右どちらかに寄っていると、片方の音が極端に小さくなったり、聞こえなくなったりします。

4. Bluetoothの干渉を避ける

駅のホームや交差点、電子レンジの近くなどで特定の場所でのみ片耳が切れる場合は、故障ではなく「電波干渉」です。

特に安価なイヤホンや古いモデルは、人混みでの電波混雑に弱いです。場所を移動して改善するなら、イヤホンの性能限界と言えるでしょう。

5. それでも直らない場合:寿命か故障か

上記を全て試しても改善しない場合、残念ながらハードウェアの故障、またはバッテリーの寿命です。

ワイヤレスイヤホンの寿命は「2〜3年」 リチウムイオン電池を搭載しているため、毎日使っていると2年ほどでバッテリー容量が低下します。「片方だけすぐに充電が切れる」という症状なら、それは寿命のサインです。

修理と買い替え、どっちが得?

3万円を超える高級機(AirPods ProやSony WF-1000XM5など)であれば、メーカー修理や片耳のみの購入(5,000円〜1万円程度)を検討する価値があります。

しかし、1万円以下のイヤホンの場合、修理送料や診断料を考えると新品に買い替えた方が安く、性能もアップすることがほとんどです。最近は5,000円台でもノイズキャンセリング付きの優秀なモデル(Anker Soundcoreなど)が登場しています。

2025年、5,000円台イヤホンの進化がすごい

2〜3年前に1万円で買ったイヤホンと同等以上の性能が、今は半額以下で手に入る時代になりました。

特にAnker Soundcoreシリーズはコスパ最強と評判で、ノイズキャンセリング搭載モデルでも6,000円台から選べます。

「修理に出して5,000円払うなら、新品買った方がいいじゃん」——そう思ったあなたは正解です。

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Q. 片耳だけなくしました。片方だけ買えますか?

A. AppleのAirPodsやSonyなどの大手メーカー製であれば、公式サイトやサポートセンターから片耳のみの購入が可能です。ただし、フリマアプリ等で中古の片耳を買うと、バージョン違いやバッテリー劣化の差でペアリングできないリスクがあるため推奨しません。

Q. 音は出るけど、片方だけ音が小さいです。

A. イヤホンのメッシュ部分(音が出る網目)に耳垢が詰まっている可能性が高いです。歯ブラシなどで優しく掃除してみてください。それでも直らない場合は、内部ドライバーの故障が疑われます。