楽天モバイルテザリングでPS4ができない原因5つと解決手順を解説

「楽天モバイルのテザリングでPS4が繋がらない…」
いざゲームをプレイしようとしたら接続エラー。イライラしますよね。
楽天モバイルのテザリングでPS4が接続できない原因は複数考えられます。単純な設定ミスから、回線状況の問題、そしてそもそもテザリングでは解決が難しいケースまで様々です。
この記事では、まず接続できない5つの原因を整理し、それぞれの具体的な解決手順をステップバイステップで解説します。さらに「そもそも楽天モバイルのテザリングでゲームはできるのか」という本質的な疑問にも、実測データをもとにお答えします。
最後まで読めば、今の状況を改善できるか、それとも別の方法を検討すべきかが明確になるはずです。
楽天モバイルのテザリングでPS4が接続できない5つの原因
PS4がテザリングで接続できない場合、以下の5つの原因が考えられます。まずは該当するものがないか確認しましょう。
原因①|テザリング設定がONになっていない
最も基本的なポイントです。スマホ側でテザリング(ホットスポット)機能がONになっているか確認してください。
iPhoneの場合は「設定」→「インターネット共有」から確認できます。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」から確認できます。
意外と見落としがちなのが、テザリングが自動でOFFになるケースです。一定時間接続がないと自動的にOFFになる設定になっている場合があります。
原因②|PS4のネットワーク設定に問題がある
PS4側のWi-Fi設定に問題があるケースです。
特に多いのが、SSIDを検出できない場合や、パスワードを間違えている場合です。スマホのテザリング画面で表示されるSSID(ネットワーク名)とパスワードを確認し、PS4に正確に入力してください。
また、PS4が5GHz帯のWi-Fiに対応していないモデルの場合、スマホが5GHz帯でテザリングしていると接続できません。
原因③|楽天回線のエリア外またはパートナー回線に接続中
楽天モバイルは、楽天回線エリアとパートナー回線(au回線)エリアがあります。
パートナー回線に接続中の場合でもテザリング自体は可能ですが、通信速度が制限される場合があります。また、屋内や地下など電波が弱い場所では、そもそもデータ通信が不安定になります。
スマホの画面上部に「楽天」と表示されていれば楽天回線、「パートナー」と表示されていればau回線に接続中です。
原因④|スマホのバッテリー節約モード・機内モード
バッテリー節約モード(省電力モード)がONになっていると、テザリング機能が制限される場合があります。
また、機内モードがONになっている状態ではデータ通信自体ができません。意図せず機内モードになっていないか確認してください。
バッテリー残量が少ない場合、自動的に省電力モードに切り替わるスマホもあります。テザリング使用中は充電しながら使うことをおすすめします。
原因⑤|同時接続台数の上限を超えている
スマホのテザリングには同時接続できる台数に上限があります。多くの機種で5〜10台程度が上限です。
他のデバイス(PC、タブレット、他のスマホなど)がすでにテザリングに接続している場合、PS4が接続できないことがあります。
原因別|PS4が接続できない時の具体的な解決手順
原因が特定できたら、以下の手順で対処してください。
手順①|テザリング設定の確認と再設定
まずはスマホのテザリング設定を確認・再設定します。
iPhoneの場合の手順は、「設定」→「インターネット共有」→「ほかの人の接続を許可」をONにします。Androidの場合の手順は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」をONにします。
一度OFFにしてから再度ONにすることで、接続がリフレッシュされることがあります。
手順②|PS4のネットワーク設定を手動で行う
PS4のネットワーク設定を最初からやり直します。
まず「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」を選びます。次に「Wi-Fiを使う」を選択し、「かんたん」を選びます。そして表示されるネットワーク一覧からスマホのSSIDを選択します。パスワードを正確に入力して「接続テスト」を実行します。
接続テストで失敗する場合は、「カスタム」を選んで手動設定を試してみてください。
手動設定の推奨値として、IPアドレス設定は「自動」、DHCPホスト名は「指定しない」、DNS設定は「自動」または「手動」でプライマリDNSに8.8.8.8、セカンダリDNSに8.8.4.4を設定、MTUは「自動」、プロキシサーバーは「使わない」にします。
手順③|楽天回線の接続状況を確認する
スマホが楽天回線に正しく接続されているか確認します。
my楽天モバイルアプリを開くと、現在の接続状況(楽天回線 or パートナー回線)とデータ使用量を確認できます。
パートナー回線に接続中の場合は、場所を移動して楽天回線エリアに入ることで改善する可能性があります。ただし、屋内では楽天回線が入りにくい場合もあるため、窓際に移動するなどの工夫も有効です。
手順④|スマホの省電力設定を確認する
省電力モードやバッテリー節約モードを確認し、必要に応じてOFFにします。
iPhoneの場合は「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をOFFにします。Androidの場合は「設定」→「バッテリー」→「省電力モード」をOFFにします(機種により名称が異なります)。
テザリング使用中は充電器に接続しておくと、省電力モードの影響を受けにくくなります。
手順⑤|接続機器を減らして再試行する
テザリングに接続している他のデバイスがあれば、一度切断してからPS4の接続を試してください。
スマホのテザリング設定画面で、現在接続中のデバイスを確認できる場合があります。不要なデバイスの接続を解除してから、PS4を接続し直しましょう。
そもそも楽天モバイルのテザリングでPS4ゲームはできるのか
ここからは、接続問題が解決した後の「そもそも論」について解説します。テザリングでオンラインゲームは実用的なのでしょうか。
オンラインゲームに必要な通信速度とPing値
オンラインゲームを快適にプレイするために必要なスペックは以下の通りです。
| 項目 | 最低ライン | 推奨ライン |
|---|---|---|
| 下り速度 | 3Mbps以上 | 10Mbps以上 |
| 上り速度 | 1Mbps以上 | 3Mbps以上 |
| Ping値 | 100ms以下 | 50ms以下 |
特に重要なのがPing値(応答速度)です。Ping値が高いと、ボタンを押してからゲーム内で反映されるまでにタイムラグが生じます。FPS(シューティングゲーム)や格闘ゲームでは、Ping値が勝敗を左右することもあります。
楽天モバイルの実測値はどの程度か
楽天モバイルの回線速度は、場所・時間帯・混雑状況によって大きく変動します。
楽天回線エリアで良好な電波状況の場合、下り速度は20〜80Mbps程度、上り速度は10〜30Mbps程度、Ping値は30〜80ms程度が出ることがあります。一方、パートナー回線やエリアの端、混雑時間帯では、下り速度が5〜20Mbps程度、Ping値が80〜150ms程度になることもあります。
出典:楽天モバイル「公式サイト」では理論上の最大速度が記載されていますが、実際の速度は環境によって異なります。
ゲームジャンル別の向き・不向き
楽天モバイルのテザリングでプレイできるかどうかは、ゲームジャンルによって異なります。
比較的プレイしやすいジャンルとして、RPG(ドラクエ、FF14など)、レースゲーム(グランツーリスモなど)、協力型ゲーム(モンハン、原神など)があります。厳しいジャンルとして、FPS(CoD、Apex、フォートナイトなど)、格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳など)、音ゲー(太鼓の達人など)があります。
FPSや格闘ゲームは、数十ミリ秒のラグが致命的になります。これらのジャンルを本格的にプレイしたい場合は、固定回線(光回線)の導入を強くおすすめします。
長時間プレイ時のデータ通信量目安
オンラインゲームのデータ通信量は、ゲームの種類によって異なりますが、1時間あたり50MB〜150MB程度が目安です。
1日3時間プレイすると150〜450MB、1ヶ月で4.5〜13.5GB程度になります。楽天モバイルは楽天回線エリアでデータ無制限のため、通信量を気にせずプレイできるのはメリットです。
ただし、ゲームのアップデートやダウンロードには注意が必要です。大型タイトルのアップデートでは数GB〜数十GBのデータ通信が発生することがあり、テザリングでは時間がかかるうえ、回線が不安定だと失敗することもあります。
テザリング接続でPS4を使う際の注意点
テザリングでPS4を使う場合、以下の点に注意してください。
通信速度は時間帯・場所で大きく変動する
モバイル回線の宿命として、時間帯や場所によって通信速度が大きく変わります。
平日の昼間(12時台)や夕方〜夜間(18〜22時)は混雑しやすく、速度が低下する傾向があります。快適にプレイしたい場合は、比較的空いている時間帯を選ぶ工夫が必要です。
アップデート時は膨大なデータ通信量がかかる
前述の通り、ゲームのアップデートは大容量になることがあります。
特に発売直後のゲームや大型アップデート時は、テザリングでのダウンロードに数時間〜数十時間かかることも。可能であれば、無料Wi-Fiスポットや知人宅の固定回線を借りるなどの対策を検討してください。
楽天回線の特性(プラチナバンド対応状況)
楽天モバイルは2024年からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始していますが、エリアは順次拡大中です。
プラチナバンドは建物内や地下でも電波が届きやすい特性があります。従来の楽天回線(Band 3)は屋内で弱くなりやすいため、プレイする場所を窓際にするなどの工夫が有効です。
テザリング以外の代替手段
テザリングでは限界がある場合、以下の代替手段を検討してください。
ホームルーター(据え置きWi-Fi)という選択肢
工事不要で、コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiルーターです。
テザリングよりもアンテナ性能が高く、安定した通信が期待できます。ドコモのhome 5Gやソフトバンクエアー、WiMAXのホームルーターなどがあります。
Ping値はテザリングと同程度(30〜80ms程度)のため、FPSや格闘ゲームには向きませんが、テザリングよりも安定性は向上します。
光回線を導入するメリット・デメリット
オンラインゲームを本格的に楽しみたいなら、光回線が最適解です。
下り速度は100〜500Mbps以上、Ping値は10〜30ms程度と、ゲームに最適な環境が得られます。大型アップデートのダウンロードも高速で、ストレスがありません。
デメリットは工事が必要なこと、賃貸物件では導入できない場合があること、月額料金が4,000〜6,000円程度かかることです。
モバイルWi-Fiルーターという選択肢
持ち運びができる小型のWi-Fiルーターです。
テザリングと同様にモバイル回線を使用するため、Ping値や安定性に大きな差はありません。ただし、スマホのバッテリーを消費しない点や、通信専用機器として安定動作する点はメリットです。
結論として、カジュアルにオンラインゲームを楽しむ程度なら楽天モバイルのテザリングでも可能です。しかし、FPSや格闘ゲームを本格的にプレイしたい、ラグで負けたくないという場合は、光回線の導入を強くおすすめします。
よくある質問(FAQ)
テザリング接続では、スマホがルーターの役割を果たし、さらにキャリアのネットワークを経由するため、二重のNAT(ネットワークアドレス変換)が発生します。その結果、PS4のNATタイプは「タイプ3(厳格)」になることが多いです。NATタイプ3でもオンラインプレイは可能ですが、一部のマッチングやボイスチャットに制限が出る場合があります。
はい、基本的な対処法は同じです。PS5の場合も「設定」→「ネットワーク」→「設定」→「インターネット接続を設定」から設定できます。PS5の方がWi-Fi性能が向上しているため、接続自体はしやすくなっています。
楽天回線エリアでは、2024年現在、データ通信量の上限なく使い放題です。パートナー回線エリアでは、月間5GBを超えると最大1Mbpsに制限される場合がありますが、最新の料金プランでは制限が緩和されています。詳しくは楽天モバイル公式サイトで確認してください。
USB接続型のテザリング(USBテザリング)を使えば、スマホとPS4を有線で接続できます。ただし、PS4がUSBテザリングに対応しているかはケースバイケースです。一般的にはWi-Fiテザリングの方が接続しやすいです。
まとめ|楽天モバイルテザリングでPS4を使うために
楽天モバイルのテザリングでPS4が接続できない場合の原因と対処法を解説してきました。
この記事のポイントをまとめます。接続できない主な原因は、テザリング設定の問題、PS4のネットワーク設定の問題、楽天回線の接続状況、スマホの省電力設定、同時接続台数の上限です。まずは基本的な設定を確認し、順番に対処していくことで解決できるケースが多いです。そもそもテザリングでゲームは可能ですが、FPSや格闘ゲームなど反応速度が重要なジャンルでは厳しい場面があります。本格的にオンラインゲームを楽しみたいなら、光回線の導入を検討することをおすすめします。
テザリングはあくまで一時的・緊急的な手段と考え、ゲームを快適に楽しみたいなら安定した通信環境を整えることが長期的には最善の選択です。
今回の対処法で問題が解決することを願っています。

























