スマホを使っている人の多くが使ったことがあるワード「ギガが減る」。
動画などを見すぎたり、ネットの利用時間が増えた時など、よく聞かれます。最近のスマホ料金は、データ通信量を元に料金が定められていることもあり、いわゆる「ギガ」の消費量に敏感になっている人は多いでしょう。
一方で、何かを意識もないのに、知らないうちにギガが減っている(通信量を消費している)という状態になった人もいるでしょう。
せっかく使える「ギガ」が減るのは、もったいないですよね。
今回は「ギガが減る」現象の原因や対策を解説していきます。
ギガ不足を防ぐためにも、効率的に通信量を消費するテクニックを身につけましょう。
Contents
「ギガが減る」とは?
スマホの料金体系は主に月々のデータ通信量から定められています。
データ通信は、「ネット利用」や「動画視聴」「ダウンロード」などで消費されるわけですが、スマホの料金の多くは「○円で○GBまで利用できる」といった形になっています。
つまり、スマホの利用者は月々に使える通信量(ギガ)が決められており、データ通信を行えば行うほど「ギガが減る」という状態になります。
これがいわゆる「ギガが減る」という状態を指します。
「ギガが減る」原因について
「ギガが減る」ということは、データ通信を行なっているということですが、いわゆる動画視聴やネット利用など、意識的にデータ通信を行なっていることもあれば、アプリの設定などによって、スマホを操作していないときにもデータ通信が行われていることがあります。
意識的にデータ通信を行なっている分には、対策をすること自体は容易にできるでしょう。
ただ、知らないうちにギガが減っている状態は、知識がないと対処できません。ここでは、いわゆる「ギガが減る」原因のうち、スマホを操作していないときのパターンを挙げていきます。
①データ通信を行うアプリを利用している
アプリには、アプリを起動している最中だけデータ通信を行うものもあれば、アプリを起動していないときにもデータ通信を行なっているものもあります。
例えば、メールアプリなどを考えてみると、アプリを起動していなくても、メールは受信されます。メールの受信には当然データ通信が行われているため、アプリを使っていなくてもギガが減る状態になります。
また、アプリなどが自動的に更新されるような設定になっていると、バージョンアップなどによってもデータ通信が利用されます。
このようにアプリの利用時だけではなく、アプリを閉じているときにもデータ通信が行われていることを意識しなければなりません。
②アプリの設定によるギガ消費
例えば、SNSなど、画像や動画をアップロードできるアプリの場合、スマホの画面に画像・動画が表示された際に「自動再生」される機能があります。
動画の再生や画像の表示などは、当然データ通信量を消費することになるので、見たくもない動画にもかかわらず、ギガが減ってしまうのは嫌ですよね。
その場合、アプリの設定によって、これらのギガ消費を防ぐことができます。
アプリ内の設定を見直して、ギガが無駄に消費されるようになっていないか確認しておきましょう。
③通信量の確認をしていない
「ギガが減っている!?」と気がつく人に多いのは、自分が使っているスマホのデータ通信量を把握していないというパターンです。
スマホでは、「設定」から月々のデータ通信量を確認することができます。日々、消費しているデータ通信量を把握しておけば、「使いすぎたから節約しよう」とか、「今月はまだ余裕がある」などの判断ができます。
スマホの設定によっては、規定の通信量に達すると通知が送られる機能もありますが、通知が送られて、ギガが減っていることに気がつくのではなく、こまめにデータ通信量を確認しておきましょう。
「ギガが減る」対策について
次に、ギガが減ることへの対策を紹介していきます。これらのことを実践するだけでも、かなりデータ通信量を節約することが可能となります。
①wi-fiを積極的に利用する
ギガを減らさないためには、スマホのデータ通信をできるだけしないようにしなければなりません。
その上で、wi-fiを利用するというのは、非常に効果的です。
ポケットwi-fiやホームルーター、フリーwi-fiなどを積極的に活用すれば、ギガが減る状態を回避できます。
特に、通信量の消費が激しい「動画視聴」や「ダウンロード」などにおいては、wi-fi接続時にしかしないなどの決まりを作っておくといいでしょう。
②モバイルデータ通信設定を見直す
スマホでは設定からアプリごとの「モバイルデータ通信」のON/OFFを設定できます。
これをすることによって、不用意なギガ消費を防ぐことが可能になります。
アプリを起動していないときにも、データ通信が行われることを考えると、これららの設定を見直すだけでも、かなりの効果が期待できます。
③アプリ内の設定を変える
スマホの設定だけではなく、1つ1つのアプリ内での設定も見直しましょう。
特に、データ通信量の消費が激しい「画像」や「動画」が表示されるアプリの場合は、「自動再生」をOFFにするなどの対策があります。
④こまめにデータ通信量をチェックする
知らない間にギガが減っていたなんて状態を防ぐためにも、月々のデータ通信料は把握しておくべきです。
また、アプリごとのデータ通信量も見ることができるので、どのアプリにどれぐらいの通信量が消費されるのかを知り、無駄なアプリは削除するなどの対応をしてください。
まとめ
「ギガが減る」は、スマホの通信量が料金と直結する中で生まれた言葉でもあります。効率的にデータ通信を行うためにも、これらの原因と対策は理解しておきましょう。
また、これらのことを実践すると、消費するデータ通信量を減らすことにも繋がります。それなら料金プランを変更して、スマホ料金をさらに安くすることもできるでしょう。
スマホ利用者の頭を悩ます「ギガが減る」ですが、原因と対策をしっかりと把握しておけば、そこまで重大な問題ではないので、この記事を参考にしてみてください。