ポケットWi-Fiを使おう思っても、どれを契約すればいいのか悩みませんか?
ポケットWi-Fiのサービスにはいくつか種類がありますが、無制限かつ低料金で利用したいのなら選択肢はWiMAXだけです。WiMAXは機能性と料金のどちらも良しのポケットWi-Fiだからです。
ここでは主要のポケットWi-Fiサービスの特徴をもとに、オススメのサービスはどこなのか解説します。ポケットWi-Fiを低料金で利用できる申し込み窓口もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
ポケットWi-Fiは3種類・おすすめはWiMAX
ポケットWi-Fiには大きく分けて3つの種類があります。
- WiMAX
- ワイモバイル
- 大手の携帯会社
先に結論をいってしまうと、冒頭で説明した通り一番のオススメはWiMAXです。WiMAXをおすすめする理由になるメリットとデメリットをご紹介し、他のポケットWi-Fiが選択肢に入らない原因をご説明します。
WiMAXのメリット
WiMAXをおすすめするのは機能性が優秀で利用料金も安くできるからです。
ギガ放題プラン契約で無制限に
WiMAXではギガ放題プランを契約すればインターネットの利用量が無制限です。今やギガ放題プランを契約してWiMAXを固定回線の代わりに使う人は珍しくありません。
3日以内に利用したデータ量が10GBになると速度制限はかかりますが、標準画質で動画が見られるレベルまでしか制限されないので、実質的に使い放題といっても間違いありません。
制限を受ける時間も短く、3日以内で10GBを利用した翌日の18時から翌々日の2時までの6時間だけです。
取り扱い機種の性能が良い
WiMAXは販売している端末の機能性も優秀なので、使い心地が良く感じる通信速度を出してくれます。
機種ごとに違いはありますが、WiMAXの最大通信速度は867Mbps(有線接続時は1.2GMbps)で、ポケットWi-Fiのなかでもっとも速いです。以前は電波が入りにくい場所が多くて通信速度が安定しないといわれていましたが、今はアンテナ性能が高い端末が販売されているので通信速度の安定度も増しています。
料金が安いプロバイダが揃っている
WiMAXのギガ放題プランの基本料金が月額4,380円ですが、キャンペーンプロバイダで申し込めばキャッシュバックや割引を受けて安くできます。他のポケットWi-Fiには料金が安くなるプロバイダがないので、低料金でインターネットを使いたい場合でもWiMAXが一番オススメです。
料金を安くできるWiMAXのプロバイダは後半でご紹介します。
WiMAXには海外では使えないデメリットが
国内で使うぶんにはWiMAXのデメリットはないといえますが、唯一海外での利用ができないデメリットがあります。
とはいえ、海外へ行くときは国外用のスマホ向けSIMや現地のWi-Fiスポットを使うなど方法がいくらでもあるので、国内でしか使えないデメリットはさほど障害ではありません。
ワイモバイルのメリット
ワイモバイルにも機能性が優秀なメリットがあり、よくWiMAXと比較されます。
アドバンスモードの利用で無制限に
ワイモバイルでもアドバンスモードを利用するとインターネットが使い放題になります。
アドバンスモードを利用した場合の利用料金はWiMAXのギガ放題プランと同じ月額4,380円で、速度制限の条件もほぼ同じ(制限を受ける時間はWiMAXより1時間短い)なので、ワイモバイルはWiMAXと比較されることが多いです。
ソフトバンク回線を使うから速度に安定感がある
ワイモバイルは自社とソフトバンクの回線を併用するので、提供エリアが広く通信速度の安定性も悪くありません。
最大通信速度は588MbpsでWiMAXと比べて劣りはしますが、ウェブサイトや動画をサクサク見られるので十分快適です。
ワイモバイルのデメリット
ワイモバイルには機能性の良さを活かしにくく、お得な契約が不可能なデメリットがありWiMAXと比べて劣る印象を受けます。
アドバンスモードを使えるエリアが狭い
ワイモバイルではインターネットが使い放題になるアドバンスモードの提供エリアに限りがあります。
アドバンスモードが利用できるエリアは人口が多い都市部だけです。都市部より人口が少ない地方と呼ばれるエリアではアドバンスモードが利用できず、インターネットを利用量が毎月7GBだけになってしまいます。
地方に住んでいる人にとって使い放題のポケットWi-FiはWiMAXだけと思ったほうがいいでしょう。アドバンスモードの提供エリアに住んでいるとしても、旅行や出張先では利用できるデータ量が7GBに限られる危険が伴います。
料金を安くできない
ワイモバイルでアドバンスモードを利用したときの利用料金はWiMAXのギガ放題と同じ月額4,380円です。しかし、WiMAXではキャンペーンプロバイダで申し込めば利用料金を安くできるのに対して、ワイモバイルではどこで契約してもキャッシュバックや割引などが受けられません。
携帯会社大手はデメリットだけが目立つ
携帯会社が展開しているポケットWi-Fiは機能性が悪く、料金も高いのでもっともおすすめできません。
機能性が悪い要因はデータ量が限られている点です。ドコモとソフトバンクのポケットWi-Fiは月に利用できるデータ量が限られています。ドコモでは30GBもの大容量通信が可能なプランを利用できますが、月額が6,980円なのでWiMAXを使ったほうが賢明です。
事業者名 | データ容量/月 | 月額料金 |
ドコモ | ギガライト:7GBまで ギガホ:30GBまで | 【ギガライト】 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 【ギガホ】 一律6,980円 |
ソフトバンク | 7GB | 3,696円 |
auは使い放題のWiMAXを取り扱っていますが、キャッシュバックや割引がないので他のキャンペーンプロバイダで申し込むべきです。
ポケットWi-Fiレンタルサービスは性能面で劣っている
ポケットWi-Fiのレンタルサービスに注目している人もいるのではないでしょうか?たしかにレンタルサービスは格安の料金設定が売りにしているので、コストの安さを求める人にとって魅力ですが、利用できる端末の性能が劣るので機能性は良いわけではありません。
WiMAXとレンタルサービスで利用できる端末の最大通信速度を表にまとめてみました。
事業者名 | 機種名 | 最大通信速度 |
WiMAX | W06 | 867Mbps |
どんなときもWiFi | U2s | 150Mbps |
縛りなしWiFi | 603HW | 612Mbps |
比較表を見ての通り、取り扱い機種の性能がWiMAXと比べて劣っています。利用料金の安さが魅力とはいっても、WiMAXでもキャンペーンプロバイダで契約すれば利用料金がレンタルサービスと並ぶほど安くなります。
キャッシュバックを開催中のGMOとくとくBBでWiMAXを契約した際の3年間での実質利用料金を比較してみます。
事業者名 | 月額料金 |
WiMAX(GMOとくとくBB)※1 | 1~2ヶ月目:2,776円 3~36ヶ月目:3,430円 37ヶ月目以降:4,263円 |
どんなときもWiFi | 1~24ヶ月目:3,480円 25ヶ月目以降:3,980円 |
縛りなしWiFi | 縛りなしプラン:3,300円 縛っちゃうプラン:2,800円 |
※1:30,000円キャッシュバックをもらったと仮定して算出しています。
どこのプロバイダでキャンペーンが実施されているかわかっていれば、WiMAXではレンタルサービスさながらの低料金で高性能なポケットWi-Fiが使えます。
主要ポケットWi-Fiサービスの比較表
主要といえるポケットWi-Fi事業者のサービス内容を表にまとめました。
事業者名 | 月額料金 | 利用可能データ量/月 | 最大通信速度 |
WiMAX | ギガ放題プラン:4,380円※1 ライトプラン:3,696円※1 | ギガ放題プラン:無制限 ライトプラン:7GB | 867Mbps |
ワイモバイル | アドバンスモード利用:4,380円 通常プラン:3,696円 | アドバンスモード利用:無制限 通常プラン:7GB | 588Mbps |
ドコモ | 【ギガライト】 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 【ギガホ】 一律6,980円 | ギガライト:7GB ギガホ:30GB | 1288Mbps |
ソフトバンク | 3,696円 | 7GB | 612Mbps |
※1キャンペーンプロバイダで契約すると安くなります。
性能面ではドコモのポケットWi-Fiがもっとも優れていますが、利用できるデータ量に上限があり料金も高いので、使い放題の他社を選んだほうがいいでしょう。
使い放題のポケットWi-FiはWiMAXとワイモバイルの2種類ですが、性能と料金のどちらをとってもWiMAXがオススメです。
料金が安いWiMAXのおすすめプロバイダ
先ほど「WiMAXならキャンペーンプロバイダで申し込んで利用料金が安くなる」と説明しましたが、どのプロバイダで契約するべきかわからないですよね。
そこでお得なキャンペーンを実施中のWiMAXプロバイダを3つピックアップしました。
- GMOとくとくBB
- DTI
- BroadWiMAX
WiMAXを低料金で利用するなら上記3社を知っておけば十分です。
GMOとくとくBB
引用元:GMOとくとくBB
もっとも利用料金を安くできるキャンペーンプロバイダはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBでWiMAXを契約すると、3万円以上のキャッシュバックをもらって実質利用料金を大幅に安くできます。利用する機種ごとにもらえるキャッシュバックは違いますが、最低でも3万円ほどはもらえるので最新のポケットWi-Fiを使いたい人にもオススメです。
DTI
引用元:DTI
キャッシュバックをもらうには契約してから1年後に手続きが必要なので、人によっては特典をもらい忘れないか心配になるものです。キャッシュバックの手続きを忘れないか心配な人は、月額割引を実施するプロバイダをチェックしてみるといいでしょう。
月額割引なら契約しただけで適用がはじまるので安心です。
割引実施中のプロバイダでオススメの1つはDTIです。DTIはギガ放題プランの利用料金の安さに特化したプロバイダです。
1~2ヶ月目 | 0円 |
3ヶ月目 | 2,590円 |
4ヶ月以降 | 3,760円 |
DTIの強みは契約している限り割引が適用されるところで、長い目でポケットWi-Fiを使いたいと考えている人に向いています。
BroadWiMAX
引用元:BroadWiMAX
BroadWiMAXも見逃せない割引キャンペーン実施中のプロバイダの1つです。
1~2ヶ月目 | 2,726円 |
3~24ヶ月目 | 3,411円 |
25ヶ月目以降 | 4,011円 |
大幅な割引が受けられる時期は24ヶ月目までですが、他のポケットWi-Fiから乗り換える人向けに違約金負担キャンペーンを実施しているので、他のプロバイダおよびワイモバイルから移行したい人なら注目です。
WiMAXのおすすめ機種
WiMAXは複数のポケットWi-Fiを販売していますが、今から契約するなら下記の2機種が候補です。
- Speed Wi-Fi W06
- Speed Wi-Fi WX05
W06はポケットWi-Fiのなかでとくにスペックが高い機種で、最大通信速度が867Mbpsなうえに、高感度アンテナが搭載なので電波のつながりやすさが良いので通信速度の安定性がずば抜けています。
国産機種が欲しい人にはNEC製のWX05がオススメで、WiMAXハイパワー対応なので電波が入りにくい場所での通信速度も安定するようになっています。最大通信速度は440Mbpsですが、国産製品のなかではトップクラスのポケットWi-Fiといえるでしょう。
まとめ
ここではおすすめのポケットWi-Fiについて解説しました。
【ポケットWi-Fiは3種類】
大きく分けるとポケットWi-Fiには3つの種類がありますが、WiMAXがおすすめです。
- WiMAX
- ワイモバイル
- 携帯会社大手
WiMAXはもっとも機能性が良いポケットWi-Fiサービスで、キャンペーンプロバイダで契約すると利用料金が安くできるのでオススメしやすいです。
ワイモバイルは使い放題のエリアが狭く料金を安くできず、携帯会社のポケットWi-Fiはそもそも使い放題ではないので選択肢に入れないのが賢明な判断です。
【料金安いWiMAXのおすすめプロバイダ】
WiMAXを契約するときにオススメのプロバイダは以下の3社です。
- GMOとくとくBB
- DTI
- BroadWiMAX
上記の3社はキャンペーンのお得度がトップクラスなので、基本的にこの3つが選択肢と思っていいでしょう。