モバイルWi-Fiを契約するときに重視したいのが利用料金の安さです。
最安値保証WiFiは名前の通りモバイルWi-Fiを最安値料金で利用できるサービスで、使う回線も高クオリティです。初期費用と解約費用の心配も無用で、低コストでモバイルWi-Fiルーターを使用したい人は必見です。
ただし、注意点があるので、よりつながりやすいモバイルWi-Fiを使いたい人や口座振替で料金を支払い人は他社との比較は欠かせません。
ここでは最安値保証WiFiの特徴や注意点を詳しく解説するので、モバイルWi-Fiを検討している人は参考にしてください。
Contents
最安値保証WiFiとは
株式会社スペースエージェントが手がけるモバイルルーターレンタルサービスが最安値保証WiFiです。
スペースエージェントは民泊物件を中心とした不動産情報や投資サービスを行っている会社ですが、以前からモバイルWiFiレンタル「SPACE Wi-Fi」を展開しているので、事業者としての信頼度は心配ありません。
最安値保証WiFiはスペースエージェントが新たに展開するモバイルWiFiのレンタルサービスで、低料金で大容量の通信ができる良心的なサービスです。
最安値保証WiFiの特徴(メリット)
最安値保証WiFiの特徴はまとめると4つです。
- 利用料金が大手より安い
- 速度制限がない
- 使用機種を希望できる
- いつでも解約できる
利用料金が大手のモバイルルーターより安い
最安値保証WiFiの特徴的なポイントは利用料金の安さで、大手のWiMAXやポケットWiFiよりも格安設定です。
事業者 | 月額料金 |
最安値保証WiFi | 3,280円 |
WiMAX(ギガ放題プラン) | 4,380円 |
ポケットWi-Fi(アドバンスモード利用時) | 4,380円 |
低料金でありながら他社と同様に使い放題なので、使いやすさは大手他社と同様です。レンタル形式なので端末代金が発生しないうえに契約手数料も0円なので、初期費用を負担せずに契約できます。
3日で10ギガの制限がない
大手他社のモバイルWi-Fiルーターは使い放題といっても、3日で10ギガを利用すると翌日夕方から深夜に速度制限を受けるデメリットがあります。最安値保証WiFiには速度制限がないので、短期間に多くのデータ量を消費しても速度が遅くなる心配がありません。
使用機種の希望を出せる
最安値保証WiFiで利用できる機種は以下の3種類で、基本的にランダムでどれかが提供されます。
機種 | 最大通信速度(下り) | サイズ | 重量 |
W04 | 758Mbps | 約130×53×14.2mm | 約140g |
W05 | 758Mbps | 約130×55×12.6mm | 約131g |
TP Archer M7200 | 150Mbps | 94×56.7×19.8mm | 約90g |
ただし、公式サイトでの申し込みが完了したあとに下記のサポートセンターに連絡して、希望機種を申告できます。
最安値保証WiFi サポートセンター | |
TEL | 03-5877-3941 |
info@saiyasune-wifi.jp |
通信速度が速いルーターを使いたいのならW04やW05、持ち運びのしやすさを重視するならTP Archer M7200がおすすめです。
1ヶ月経てばいつでも解約できる
大手のモバイルWi-Fiルーターには契約期間に縛られるため、2年か3年ごとに一度の更新月に手続きをしない場合を除いて解約時に9,500円以上の違約金を負担しなければいけません。
最安値保証WiFiには契約期間の縛りがなく、契約してから1ヵ月間の最低利用期間が過ぎればいつ解約しても違約金が発生しないので、実際に使用して速度や電波が不満と感じてもすんなり解約できます。
長期的に利用する場合でも更新月を待たずに解約できるので、わざわざ解約できるタイミングに注意する必要もありません。
最安値保証WiFiの注意点(デメリット)
メリットとなる特徴だけ見ると最安値保証WiFiはお得なレンタルサービスに見えますが、注意点も5つあります。
- 使用する回線はソフトバンク
- クレジットカード支払いのみ対応
- 正確には使用できるデータ量は毎月100ギガまで
- 故障したときの弁済金が高い
- 解約後の端末返却は翌月5日まで
使用する回線はソフトバンク
最安値保証WiFiで提供される端末にはWiMAXの機種が含まれていますが、どのルーターを利用する場合も使用する回線はソフトバンクになります。ソフトバンク回線の電波は全国の広範囲に飛んでいて、プラチナバンド対応なので屋内でも安定してつながります。
ただ、以前にソフトバンクの回線を使用してつながりにくいと感じた経験がある人は、他の回線を用いているモバイルWi-Fiレンタルを検討するべきです。
クレジットカード支払いしか対応していない
最安値保証WiFiが対応している料金の支払い方法はクレジットカードのみなので、口座振替で料金を払いたい人は他社のモバイルWi-Fiレンタルを選ばざるをえません。口座振替に対応しているサービスはあとでご紹介します。
厳密には毎月使用できる容量は100GBまで
最安値保証WiFiは公式サイトで使い放題と記載していますが、実際に使用できるデータ量は月に100ギガまでです。一ヶ月で100ギガを使うと月末までウェブサイトが閲覧できないほど低速になります。
100ギガで動画やウェブサイトを見られる量は膨大ですが、毎日高画質で動画を5時間以上再生することが想定できるのであれば他社のサービスを検討してください。
用途 | 利用できる量 |
高画質動画の再生 | 150時間 |
中画質動画の再生 | 400時間 |
ウェブサイトの閲覧 | 約4,000時間 |
LINEの音声通話 | 約4,000時間 |
LINEのビデオ通話 | 約300時間 |
メールの送受信 | 約200,000通 |
故障・紛失した際の弁済金が高い
最安値保証WiFiでは端末が故障したり紛失した際の弁済金が高く、4万円も支払わなければいけません。そのため、故障や紛失の心配を解消したいのであれば、月額500円の補償オプションへの加入を考えたいところです。
補償オプションへ加入すれば弁済金は1万円で済みます。
解約後の端末返却は翌月の5日まで
最安値保証WiFiでは解約後に端末を返却するまでの期日がシビアで、いつ解約しても翌月の5日までです。月末に解約する場合はすぐに返却しなければいけないので注意が必要です。
比較しておきたい他社のサービス
最安値保証WiFiは低料金でモバイルWi-Fiをレンタルでき、ソフトバンクの回線を用いられているので品質は高いです。
ただ、つながりやすさを求めるのであれば、クラウドSIM搭載のルーターレンタルも検討しておきたいところです。クラウドSIMではドコモとソフトバンク、auの回線を併用してつながりやすさが安定するうえに、利用料金の安さも最安値保証WiFiと遜色ありません。
比較しておきたいクラウドSIM内蔵ルーターのレンタル事業者2社をご紹介します。
Mugen WiFi
引用元:Mugen WiFi
おすすめはMugen WiFiで、基本の月額料金は最安値保証WiFiと同じ3,280円からです。最低利用期間は24ヶ月目までですが、25ヶ月目以降になればいつ解約しても違約金が発生しません。
https://gadgets-hack.com/mugen-wifi/
口座振替対応のどんなときもWiFi
引用元:どんなときもWiFi
クレジットカードでの料金支払ができない人には「どんなときもWiFi」がおすすめです。どんなときもWiFiもクラウドSIM内蔵のモバイルWi-Fiをレンタルできるサービスで、唯一口座振替に対応しています。
ただし、月額料金は3,980円(25ヶ月目以降は4,410円)で、2年縛りなので解約すると利用期間に応じて以下の違約金の負担が必要です。
利用期間 | 契約解除料金 |
0~12ヶ月目 | 19,000円 |
13~24ヶ月目 | 14,000円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
https://gadgets-hack.com/donnatokimo_service/
まとめ
この記事では最安値保証WiFiの情報をご紹介しました。
【最安値保証WiFiの特徴】
- 利用料金が大手のモバイルWi-Fiより安い
- 3日で10ギガの制限がない
- 使用機種の希望を申告できる
- 1ヶ月経てばいつでも解約可能
【最安値補償WiFiの注意点】
- 使用する回線はソフトバンク
- クレジットカード支払いのみの対応
- 使用できるデータ量は毎月100GBまで
- 故障・紛失の弁済金が高い
- 解約後の端末返却は翌月の5日まで
【比較しておきたい他者のサービス】
- Mugen WiFi
- どんなときもWiFi