キャッシングとヤミ金の違いは？それぞれの違いを解説！

どうしてもお金が必要なときにどこで借りるのかはとても重要です。

手持ちのクレジットカードに付帯されている「キャッシング」や、なかにはだめだと頭ではわかっていても「ヤミ金」に手を出してしまう人もいます。

そもそもキャッシングとヤミ金にはどんな違いがあるのか、混同しやすいそれぞれの違いについて説明したいと思います。

キャッシングとは

まず、キャッシングとはコンビニや銀行に設置されているATMを使って現金を引き出す機能になります。

クレジットカードごとに限度額が決められており、限度額内であれば簡単にお金の借り入れができます。

銀行カードにキャッシング機能がついているものもあり、知っているからこその安心感もありますね。

キャッシング機能はすべてのカードについているものではなく、事前に申し込みや審査が必要になります。カードによってショッピング枠とキャッシング枠の両方をあわせて限度額が設定されている場合もあれば、別々に設定されている場合もあります。

周囲にバレることなく、いつものように銀行からお金を下ろすような感覚で借り入れができます。

そのため若い世代を中心に給料日前でちょっとお金が足りない、急な冠婚葬祭などがきっかけでキャッシングをしている人もいます。

また、キャッシングは審査から融資までのスピードが格段に早く数時間程度で済む場合もあります。返済の期間が早ければ金利が安くなったり、月の支払額を調整できるところも。

またキャッシングの場合は返済方法が「一回払（一括）」もしくは「リボルビング払い（リボ払い）」のいずれかになります。

支払日になると登録している口座がお金から引き落とされるようになります。クレジットカード会社によっても違うので、細かな条件などは事前に確認しておいたほうが安心です。

ヤミ金とは

ヤミ金とは主に「無登録業者」のことをいいます。貸金業では各都道府県知事への登録を行わなくてはいけない決まりになっています。

昔からトイチなんて言葉があるように、10日で1割前後の高額な金利を請求してくる業者も多く見かけます。

実はお金を貸す事業は元手さえあれば誰でも簡単に始めることができます。そのため、法律によって規制しないとモラルの乱れの原因になってしまうことも…。

ヤミ金を使う人は、違法金利で破産の手続きをしている人や、多重債務者、他からお金の借り入れができない人になり、お金を借りるのに手段を選んでいられない人になります。

ヤミ金にもいろいろな種類がありお金の返済ができないときに強引な取り立てを行うところもあれば、親身に話を聞いて取り立てを行わないヤミ金もいます。

ダイレクトメールやメールを使って優しく勧誘してくるので、信用してしまう人もいます。

ヤミ金はドラマの世界なんて思っている人もいるかもしれませんが、実はとても身近なところに存在しています。

チラシで「すぐにお金を貸します」と書かれたものを見たことはありませんか。よく見ると連絡先が携帯電話になっていて、固定電話がかかれていないのです。

消費者金融をヤミ金と勘違いしている人も

ちなみに消費者金融として有名なアコムやプロミスなどは、消費者金融になりヤミ金ではありません。

例えばアコムは上限実質年利が18.0％になります。

法律によって20％以下の金利で営業することが義務付けられているため、問題ないのがわかると思います。

ヤミ金はすぐにお金を貸す代わりに年利20％以上が当たり前に、高額な請求をしてきます。お金が返済できないものなら厳しい取り立てにあうなど、日常生活に支障をきたすことになります。

収入がない人がお金を借りるのは難しい

学生だったり専業主婦など仕事をしていない人になると、消費者金融でお金の借り入れができません。

クレジットカードの審査も通らず、キャッシングの利用ができないのです。そのため専業主婦ほどヤミ金で気軽にお金を借りてしまい、返済できなくなってしまう人もます。

そのため、ヤミ金のなかには専業主婦にターゲットを絞っているところもあり、知らずに数万円程度のお金を借りたあと返済できずに苦しむことになります。

またキャッシングでは家族カードでお金を借りられるものもあります。

世帯主がきちんと仕事をしている条件はあるものの、安易にヤミ金でお金を借りるのは絶対にやめてくださいね。

まとめ

キャッシングとヤミ金はどちらもお金を借りるという意味では同じですが、そのあとの金利面で考えても全く違います。

すぐにお金を借りられるからとヤミ金に手を出すと、違法な金利を請求されてしまい、取り返しがつかなくなってしまいます。

キャッシングなど違法性のない場所でお金を借りるようにしてくださいね。