スターバックス(スタバ)に設置してあるフリーWi-Fiは通信速度があまり速くないそうです。
よくスタバでWi-Fiを利用するという人は、より高速のモバイルWi-Fiルーターを自分で用意した方がいいと思います。
そうすればスタバに限らず外出先ならどこでも自由にネットができるようになります。
自分の目的に合致するものをちゃんと調べて契約しましょう。
スタバの店舗には基本的にフリーWi-Fiがあり、ノートPCやスマホで自由にネットを利用することが可能です。
仕事や勉強で調べ物をする時などにとても便利です。
しかし通信速度はそこまで速くないように感じます。
無料なので、お金を払って利用する回線と比べれば少しくらい遅いのは仕方ないのかもしれません。
とはいえ通常のWebページを表示しようとするだけで結構待たされるケースも割とあるのです。
1回や2回程度ならまだしも、何度もくり返されるとさすがにストレスが溜まってしまいます。
これはスタバのWi-Fi自体が遅いせいなのでしょうか?
結論から先に言わせてもらいます。
スタバのWi-Fiは時々通信速度が低下します。
なぜそうなるのかは後述しましょう。
スタバでよくPCやスマホを使って仕事をしたり動画を観たりする人は、Wi-Fiルーターを自分で用意した方がいいと思います。
フリーWi-Fiと比べてセキュリティもしっかりしているため、スタバでは自分用のルーターを持ち込んで仕事や勉強をする人が多いようです。
「スタバでYouTubeを観るのにフリーWi-Fiを使ったんだけど、そこまで満足のいくものじゃなかったね。動画によってはちょくちょく読み込みで停止したし。だから僕はいつもWi-Fiルーターを持参してるよ」
「ネットサーフィンで暇つぶしをするくらいなら別に自前のルーターを持ち込むほどじゃないけれども、仕事や勉強に使うとなるとそうもいかないわね。速度もあまり速くないし」
「だいたい、わざわざスタバで仕事や勉強してなんになるんだ! どっちも家でやれば、Wi-Fiがどうのと悩む必要もない! スタバで作業に打ち込む私カッコいい~とでも思ってるのか!?」
「そこまで言わなくても…」
スタバのフリーWi-Fiの通信速度にやや不満を覚えている人に、「なぜ遅いのか」「どう対処すればいいのか」について解説しましょう。
Contents
スタバのフリーWi-Fiは遅い?
私は時々スタバにノートPCを持っていって、そこで仕事をします。
その際に一度フリーWi-Fiを利用しました。
実際に使うと、速度が少々物足りないと感じました。
いくら待っても一向にページを読み込まない、というほどではありませんでしたが、「サクサク」と言えるくらいの速度とはどうしても思えません。
コーヒーを飲むついでにちょっとネットを利用する程度ならまだ許容範囲でしょう。
数分~数十分くらい暇つぶしをするのには充分な速度です。
しかし何時間も使い続けるとなるとストレスが溜まりそうだと感じました。
よって、仕事や勉強目的でスタバのフリーWi-Fiを利用するのはできれば避けるべきだと思います。
ですが場合によってはフリーWi-Fiを速い速度で利用できます。
その理由についても説明しましょう。
なぜ通信が遅くなる?
スタバに設置してあるフリーWi-Fiは、日にちや時間帯ごとに通信速度が変化する場合があるのです。
なぜこのようなことが起きるのか?
理由として挙げられるものは大きく分けて2つです。
ルーターから自分が座っている席までの距離が大きく開いている
通信速度が遅いのは端末とルーター間の距離が原因かもしれません。
電波の強さはルーターからの距離の大きさに反比例します。
よって、遠ければ遠いほど通信速度は低下するのです。
また、壁や柱といった障害物が端末とルーターの間に存在する時も、通信速度が低下することがあります。
Wi-Fiの同時利用者が多い
たくさんの人が同時にWi-Fiを利用すると、通信速度は低下します。
これは自宅でWi-Fiを使う時も同様です。
お店の混雑時にフリーWi-Fiに繋ぐのはやめておいた方が無難だと思います。
よくWi-Fiを使う人はモバイルルーターを自分で用意しよう!
スタバのフリーWi-Fiの利用頻度が高い人は、どこでも使えるモバイルWi-Fiルーターを自前で用意した方がいいと思います。
スタバに限らず、他の外出先はもちろん、自宅でも使うことができますので、1つ備えておくととても役に立ちます。
私の場合、自宅用と外出先用の計2つを契約しています。
毎月の通信料は2つ合わせてだいたい4000~5000円程度です。
1つだけでいいのなら、1ヶ月の料金も2000~3000円くらいになります。
どんなモバイルWi-Fiが良いのか?
では、モバイルWi-Fiを選ぶならどんなものがいいのかも解説しましょう。
ポイントは次に挙げる3点です。
- 1ヶ月ごとの通信料
- 通信速度と繋がりやすさ
- 端末を同時にいくつまで接続できるか
モバイルWi-Fiの契約を検討する際は、以上の点を念頭に置いてください。
1ヶ月にかかる通信料をちゃんと知っておく!
一般的なモバイルWi-Fiであれば、1ヶ月に発生する通信料はだいたい3000~4000円が相場。
ここから、自分にとっての許容範囲に収まる金額を考えた上で契約先を選択するのがベストなやり方ではないでしょうか。
例えば、「カシモWiMAX」は初月の料金が0円で、次の月からは1380円。
非常にリーズナブルな料金設定となっています。
「Broad WiMAX」であれば、最長で3ヶ月間料金が税抜き2726円とこちらもかなりお得です。
ですが料金だけを見て契約を決めてしまった結果、後になって通信制限で苦しむ羽目になった人も多いのです。
スマホだと、高画質の動画を何本か観ただけで通信制限を課されてしまいます。
モバイルWi-Fiでもこれと同様の事態が発生するのです。
契約を決める際は金額だけでなく、通信が繋がりやすいかどうかも考慮するようにしてください。
通信速度・繋がりやすさを測定!
通信の繋がりやすさは通信料と同じくらい重要です。
ブログや掲示板の閲覧をストレスなくできたとしても、動画がカクカクしたりいつまで経っても読み込まれなかったりするとイライラしてしまうでしょう。
「Mbps(メガビーピーエス)」は、通信の繋がりやすさを測るための分かりやすい指標です。
YouTubeを始めとする動画サイトを利用する場合、視聴時に支障が出ないのは1.5Mbps~3Mbps程度。
ブログや掲示板を見るくらいなら200kbps~2Mbps程度で充分です。
よって、基準とするなら、YouTubeで動画をストレスなく視聴できる3Mbpsが妥当なラインと言えます。
モバイルWi-Fiはこの数値を念頭に置いて選びましょう。
先述したカシモWiMAXなら、下りの最大通信速度は867Mbps。
これならブログや掲示板の閲覧にも、YouTubeでの動画視聴にもまず支障は出ません。
同時に接続可能な端末の数
モバイルWi-Fiルーターに同時接続が可能な端末数には上限があります。
一般的なものならおよそ5~10個。
業務用ならもっと多く、最大で数百もの端末を同時に利用可能です。
例えば、スマホゲーをしながら動画配信サービスで映画を観るといった使い方をした場合、ルーターの同時接続端末数は2です。
利用するのが1人だけであれば、同時に繋ぐ端末は2つ程度が一般的でしょう。
家族や友人などと同居している場合はさらに増えることになります。
複数人で利用する機会が多いなら、同時接続可能数が多いモバイルWi-Fiを契約しなければなりません。
とはいえ、ひとり暮らしであればこの項目については気にしなくても良いと思います。
まとめ
今回は、スタバ店内のフリーWi-Fiが遅くなるのはなぜか、遅くなった時にどうすればいいのかなどについて解説しました。
仮にスタバでPCやタブレットなどを使って仕事をするのであれば、フリーWi-Fiが役に立ちます。
しかし場合によっては通信速度が低下してしまい、使いづらいことも。
出かけた先でネットを利用する機会が多い人は、モバイルWi-Fiルーターを自分で用意した方が良いでしょう。