「友達と一緒にマイクラがしたい!」
「でも、公式のRealms(レルムズ)はお金がかかるし、親に頼みにくい…」
「自分でサーバーを立てようとしたけど、難しすぎて諦めた…」
安心してください。今の時代、難しい設定も、お金も一切かけずに、自分だけのマイクラサーバーを作る方法があります。
それが、ドイツの無料サービス「Aternos(アテルノス)」を使う方法です。
この記事では、パソコンが苦手な人でも絶対に失敗しない手順を、画像を見るように分かりやすく解説します。PC版(Java版)も、スマホ・スイッチ版(統合版)もOKです!
Aternos(アテルノス)ってなに?
- 完全無料:ずっと0円です(広告が表示される代わりに無料になっています)。
- ポート開放不要:家のWi-Fiルーターの設定をいじる必要がありません。
- 簡単:メールアドレスさえあれば、今すぐ3分で作れます。
ステップ1:Aternosのアカウントを作ろう
まずは、サーバーを管理するための「自分のページ」を作ります。
- Googleで「Aternos」と検索するか、公式サイトにアクセスします。
- 右下の「プレイ」ボタンを押します。
- 「サインアップ(登録)」を押します。
- ユーザー名を決めます。
※これがそのままサーバーのアドレスの一部になります。友達に教える名前なので、変な名前にしないように! - 「利用規約」と「プライバシーポリシー」の2つにチェックを入れて「次へ」を押します。
- パスワードを2回入力します。
※メールアドレスは入力しなくても登録できますが、パスワードを忘れた時のために設定しておくのがオススメです。 - 「サインアップ」を押せば、登録完了です!
ステップ2:サーバーを作成しよう
登録ができたら、いよいよサーバーを作ります。
- 画面にある大きな「サーバーを作成」ボタンを押します。
- 「Java版」か「統合版(Bedrock)」かを選びます。
- パソコン(Java版)で遊ぶ人:上のアイコンを選択。
- スマホ・Switch(統合版)で遊ぶ人:下のアイコンを選択。
- もう一度「作成」ボタンを押します。
これで、あなただけのサーバーの「箱」が完成しました!
ステップ3:サーバーを起動(オン)にする
サーバーは作っただけでは動きません。遊ぶ時は毎回「電源を入れる」必要があります。
- 画面の真ん中にある「起動」ボタンを押します。
- 「EULA(ユーラ)」という画面が出たら、「はい、EULAに同意します」を押します。
※これは「マイクラのルールを守ります」という約束のことです。 - 「準備中」→「装填中」と表示が変わるので、しばらく待ちます。
- 「オンライン」という緑色の表示になり、「ピコン♪」と音が鳴れば準備完了です!
注意:待ち時間について
世界中でたくさんの人が使っているため、夕方や土日は「順番待ち(キュー)」が発生することがあります。10分〜30分ほど待たされることもありますが、無料なので我慢しましょう。
ステップ4:マイクラからサーバーに入る
サーバーがオンラインになったら、友達と一緒に接続してみましょう。
Java版(PC)の場合
- Aternosの画面にある「アドレス」(例:kenta123.aternos.me)をコピーします。
- マイクラを起動し、「マルチプレイ」→「サーバーを追加」を押します。
- 「サーバーアドレス」の欄に、コピーしたアドレスを貼り付けて「完了」を押します。
- リストに出てきたサーバーをダブルクリックすれば入れます!
統合版(スマホ・Switchなど)の場合
- Aternosの画面にある「アドレス」と「ポート」(5桁の数字)をメモします。
- マイクラを起動し、「遊ぶ」→「サーバー」タブ→「サーバーを追加」を押します。
- 「サーバーアドレス」と「ポート」を正確に入力して「保存」を押します。
- リストから選択して「サーバーに参加」を押します。
Switchで遊ぶ人へ
Switch版マイクラは、通常の設定では「特集サーバー」以外に入れません。スマホのアプリ(『BedrockTogether』など)を使って接続を中継するなどの裏技が必要です。YouTubeで「Switch 外部サーバー 入り方」と検索してみてください。
重要設定:自分を「管理者(OP)」にする
このままだと、あなたはただのプレイヤーなので、ゲームモードを変えたり(クリエイティブにする)、時間を変えたりするコマンドが使えません。自分に「管理者権限(OP)」を与えましょう。
- Aternosの左メニューから「プレイヤー」を選びます。
- 「OP(管理者)」を選びます。
- 自分の「マイクラのプレイヤー名(ゲーマータグ)」を正確に入力して「追加」を押します。
これで、ゲーム内で/gamemode creativeなどのコマンドが使えるようになります。
無料サーバーの「弱点」と対策
Aternosは無料ですが、いくつか「弱点」があります。これを知っておかないと「急に消えた!?」と焦ることになります。
1. 誰もいないと5分で止まる
Aternosは、サーバーの中にプレイヤーが0人になると、節約のために約5分後に自動でシャットダウン(オフライン)します。
遊ぶ時は、必ず誰かがAternosのサイトに行って「起動」ボタンを押す必要があります。24時間つけっぱなしにはできません。
2. ラグ(遅延)がある
サーバーが海外にあるため、ブロックを壊しても少し遅れて壊れたり、敵の動きがカクカクしたりすることがあります。TNTを大量に爆発させるとサーバーが落ちるので注意しましょう。
3. 荒らし対策(ホワイトリスト)
アドレスを知っていれば誰でも入れてしまうため、知らない人が入ってこないように「ホワイトリスト」を設定することをおすすめします。
- Aternosの「オプション」→「ホワイトリスト」をオンにする。
- 「プレイヤー」→「ホワイトリスト」に、友達の名前を登録する。
これで、登録された友達しか入れない安全なサーバーになります。
Q. PC版とスマホ版で一緒に遊べますか?
- A. そのままでは遊べません。しかし、Aternosで「GeyserMC(ガイザー)」というプラグインを入れると、Java版のサーバーにスマホ勢が入れるようになります(クロスプレイ)。少し難しい設定ですが、「Aternos Geyser 導入」で検索すると方法が出てきます。
Q. ワールドのデータは消えませんか?
- A. 基本的には消えませんが、長期間(数ヶ月)ログインしないと削除される可能性があります。大事なワールドは、Aternosのメニューにある「バックアップ」から、Googleドライブに保存しておきましょう。
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