WiMAXを契約しようと考えているけど、室内で繋がりにくいと聞いてためらっている人はいるのではないでしょうか?
結論からいうとWiMAXには室内で電波が入りにくい弱点があり、携帯電話の回線と比べると室内での勝手は良くないです。とはいっても、意外と簡単な方法で対処できるうえに、室内での繋がりやすさが向上している端末も発売されています。
ここではWiMAXの電波が繋がり安い原因と改善方法をご紹介していきます。これからWiMAXを使うか考えている人だけでなく、室内で繋がりにくいと感じているWiMAXユーザーの人もぜひご覧ください。
Contents
室内でWiMAXが繋がらないのは本当?
室内にいるとWiMAXの電波がつながらないのかを確かめるために、Twitterで利用者からの口コミを調査しました。
場所によっての違いはあるけど室内では繋がりにくく感じ、ドコモやauの電波ほど使い勝手は良くないと感じている人はよく見かけます。
wimaxは室内で極端に弱いところが多いからあまりオススメできないです。なんだかんだでドコモかauが最強な気がします。
— しましょ(島田祥輔) (@shimasho) June 19, 2019
SoftBankと比べても入りづらいとの声も挙がっています。
WiMAXは室内の環境が少し変わるだけでも安定しなくなるからなぁ、電波の安定性だけを見ればSoftBankの方が強い
— ⊿Brighton (@camry_prfm) June 4, 2019
WiMAXの電波は携帯会社と比べると室内での繋がりが良くないということがわかります。「携帯会社と比べて」という点が室内でWiMAXが繋がらない理由と改善方法につながるポイントです。
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室内でWiMAXが繋がらない理由
室内にいても携帯電話が安定して繋がるのは、携帯電話用の電波がプラチナバンドに対応しているからです。プラチナバンドとは携帯電話会社が扱う電波のなかでも低周波数帯で、建物や壁があっても回り込む力があります。
引用元:ソフトバンク
WiMAXの電波がプラチナバンド未対応なので、以下2つが原因となって室内で繋がりが悪いと感じるときが多いです。
- 電波が障害物に遮られる
- ルーターのアンテナ性能が弱い
そもそも今いる場所が提供エリア外、近くに家電があるかで繋がりが悪くなる場合もあります。
①WiMAXの電波は障害物に遮られがち
WiMAXはプラチナバンド未対応なので、室内で繋がらないときは高い確率で壁や周辺の建物が障害物になっているのが原因です。
プラチナバンドに対応していない電波は住居や建物の壁に遮られやすいので、室内の奥に入るほどWiMAXの繋がりは悪くなっていきます。
②ルーターのアンテナ性能が弱い
利用しているポケットWi-Fiおよびホームルーターのアンテナ性能も、室内でのWiMAXの繋がりやすさに影響を与えます。
アンテナ性能は新しい機種になるほど良く、使っているルーターが古いモデルになるほど室内で繋がりにくい状態に陥ります。最新の機種を使っている場合、室内の壁や周辺の建物が原因ですが、古い機種を利用している人はアンテナの性能も疑ってみましょう。
③WiMAXの提供エリア外
可能性は低いですが、そもそも今いる場所がWiMAXの提供エリア外のパターンもあり得ます。
WiMAXは主要都市の人口99%以上をカバーするほど広範囲に電波を飛ばしていますが、未だにサービスが提供されていない地域もあります。今いる場所がサービスの提供エリア外だと、室内と屋内に関係なく繋がりません。
④家電の電磁波と干渉している場合も
室内に電波が入りにくいのではなく、ルーターが発信するWi-Fiが他の電磁波と干渉して接続状態が不安定になる場合もあります。
家電製品からの電磁波がルーターの近くに飛んでいると、Wi-Fiと干渉して接続不良が生じます。ポケットWi-Fiやホームルーターの近くにテレビや電子レンジがあると、干渉によって通信状態が不安定になる可能性が高くなります。
室内でもWiMAXを繋がりやすくする方法
口コミや先ほど挙げた原因を見るとWiMAXは室内で使いにくい印象を受けますが、提供エリア内にいるのであれば以下2つの方法で状況を改善できます。
- WiMAXルーターを窓際で高い場所に置く
- パラボラアンテナを使う
契約してから2年以上経っているのならルーターの買い換えも検討してみるといいでしょう。
①WiMAXルーターを窓際で高い場所に置く
室内でWiMAXの繋がらないと感じたときの定番の対処法は、ポケットWi-Fiおよびホームルーターを窓際かつ高さのある場所に置くことです。
WiMAXの電波は建物の壁があるだけで遮られるので、壁がない窓際に置くだけで繋がりやすさは変わってきます。高さがある場所にルーターを置けば、より効果が得られる可能性があります。
②パラボラアンテナ(リフレクター)を使う
100円ショップで買えるアルミ製ボウルを使ってパラボラアンテナを作るのも一つの方法です。
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パラボラアンテナで使うアルミ製ボウルには、電波を集めやすいという意外な特徴があります。パラボラアンテナを使ってルーターの置き場所を窓際にすると、より一層繋がりやすさの向上が見込めます。
③新しい機種に買い換える
WiMAXを契約して2年以上経っているのであれば、新しいポケットWi-Fiやホームルーターへの買い換えを考えてみるといいでしょう。室内でのWiMAXの繋がりやすさは、利用するルーターが新しくなるほど良くなるからです。
機種変更でのおすすめルーター
新しいポケットWi-Fiやホームルーターへ買い換えるのであれば、下記の3機種だけを選択肢に入れてください。以下の3機種は現状で販売されているWiMAXルーターのなかでもっともアンテナ性能が優れています。
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi HOME L02
これからWiMAXを契約する場合でも上記の3機種を選ぶのが必須といっていいでしょう。
間違って上記以外の機種を購入すると、繋がりやすさが改善しない危険があるので注意してください。
④Wi-Fiの周波数帯を5GHzにする
室内での電波の入り具合は悪くないのに通信状態が安定しないのであれば、Wi-Fiが家電の電磁波と干渉している可能性が考えられるので、Wi-Fiの周波数帯を買えてみましょう。
WiMAXルーターの初期設定ではWi-Fiの周波数帯は2.4GHzですが、他の家電でも使われているので、干渉を避けるために5GHzへの切り替えがオススメです。2.4GHzから5GHzへの切り替えは、WiMAXルーターのタッチパネルを使って以下の手順で可能です。
- 「設定」を押す
- 「通信設定」押す
- 「Wi-Fi設定」を押す
契約を検討している人はTry WiMAXで試してみよう
「WiMAXを契約しようと思っているけど、家に電波が入るのか不安」と思っている人は、UQ WiMAXが行っている「Try WiMAX」を試してみましょう。Try WiMAXでは15日間無料でWiMAXの端末をお試しで利用できるサービスです。
最新の端末を借りて室内で繋がりやすいかを確かめられるので、WiMAXの契約を考えている人はTry WiMAXを活用しておきたいところです。
まとめ
ここではWiMAXが室内で繋がらない原因と改善方法をご紹介しました。
【室内でWiMAXが繋がらない理由】
WiMAXの電波はプラチナバンド非対応なので、室内での繋がらなくなる原因は主に以下の3つになります。
- 壁や周辺の建物が電波の邪魔をしている
- 使っているルーターのアンテナ性能が弱い
- WiMAXの提供エリアにいない
例外としてWi-Fiが家電の電磁波と干渉している場合がありますが、基本の原因は上記の3つと考えてください。
【室内でもWiMAXを繋がりやすくする方法】
室内でWiMAXが繋がらなくなったときの対処法は3つです。
- WiMAXルーターを窓際の高さがある場所に置く
- パラボラアンテナを使う
- 新しいルーターに買い換える
基本の方法は置き場所を変えるかパラボラアンテナを使うかです。WiMAXを契約して2年以上経っているのであれば、新しい機種への買い換えを検討してみましょう。
これからWiMAXを契約しようか迷っている人は、Try WiMAXによるお試しを活用して室内での繋がりやすさを確かめてみるといいでしょう。